新興・中小型株分析

高砂熱学工業(1969)はブラック企業なのか考える。

全力二階建てさんに高砂熱学工業が取り上げられていました。

確かにブラックの定義というのは勤務時間が考えるとそうなのかな。とは思うのですが
給料が安く使い捨てと混同は何か違うのではないかとも思います。

そんな事を書きながら恥ずかしい事にぼくは高砂熱学工業について全然知りませんでした。
そんな自分が意見を思う事の方がおこがましいです。
そこでいろいろと調べて見ました。

http://www.tte-net.com

高砂熱学工業はビル・工事の空調などの設計・施工を行っています。

データセンターなど様々な設備に広げていますね。

年間売上が2500億円ほど上げていまして、保守も行なっていますがメインは設計・施工です。

今期も売上が安定して伸びています。
売上の伸びと比べて利益の伸びが素晴らしいですね。

海外展開も行なっていましてマレーシアの受注がすごい事になっています。
マレーシア事業だけ別会社から即投資したくなりますね^^

入社しますと

様々な資格を手に入れることができます。(もちろん本人の努力が一番ですが)

「会社でお金もらいながら資格を手に入れる」というのは通常の仕事もあるので大変だとは思うものの
ありがたい環境だと思います。

調べていて思ったのですが、どう考えても
「高砂熱化学工業をブラックというのは勤務時間が長いとしても言えないのではないか。」と思うデータが1つありまして

平均勤続年数が17.3年になっています。

という事は、大半の従業員は入社したら定年まで勤め上げてくれるのです。
もちろん辞める人もいますがそれはどこも同じです。

日産と比べたら少し短いかもしれませんが

三菱電機と比べたら長いです。

ワタミとは比べる対象とはなっていません。

(調べて思ったのですが、ワタミより条件が酷すぎる外食企業たくさんあると思うのですが。。。。)
そう考えると、高砂熱化学工業の従業員さんはなんだかんだ言いながらも会社に満足しているのではないかと思うのです。
このラインでブラックと話すと世の中のたくさんの企業がブラックになったり
社員が満足していながらも外野がブラック認定して
仕事しにくい環境になってしまうのではないのでしょうか。
本当にひどいブラック企業は消えればいいと思うのですが
行き過ぎは日本経済の足を引っ張りたい人が言っているだけのように感じます。

あと、書きながら思うのですが
ビル・工場の施工・建設というのはすべての国に必要な仕事です。
で、日本以外の国の同様のお仕事されている企業は

・高砂熱学みたいに社員がたくさん仕事を行う。
・社員を2倍にして残業をなくす。

の、どちらの方針をとっているのだろうか気になります。
ただ、どちらにしろこの仕事を9時〜5時で終わらすというのは無理なお仕事ですね。^^;

追伸
いろいろ書きましたが、それなりの大学を出ないと就職することができないので、
採用実績に掲載されていない母校を考えたら「ぼくが就職試験受けても絶対落ちる、自分とは違う世界。」という事は思いました。
高校時代までにしっかり勉強すればいろいろ選択肢は色がるという事を卒業してからいろいろと感じます。(><)

    

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