新興・中小型株分析

2017/01/18  キューピー(2809) 4Q

決算発表がある日はたくさんあってない日は
殆どないので平均的に決算があればいいなぁ。と思う今日このごろ。

ということで、先週の決算短信でみていないところもたくさんあるので書いてみます。ブログを書くとみる習慣がついていいですね。(これで儲かるかは別問題ですが(*_*))

ということで、マヨネーズで有名なキューピーの決算をみてみることにしました。

食品産業だけにあって安定していますね。5500億円の売上の中身をみてみたいと思います。

セグメント別売上です。

マヨネーズは調味料の一部になります。
思った以上にマヨネーズ率少ないです。

■調味料
■タマゴ
■サラダ
■物流システム

の四本柱になっています。
流通システムが調味料と同等の売上があるとは思いもしませんでした。

セグメントの会社別


キューピーホールディングスてもいいくらいの子会社の数になります。

キューソー流通システムとアヲハタは上場していますね。書いていたら今度キューソー流通システムについて調べてみたくなりました。(いつかは未定ですが。。)

で、営業利益別です。利益ですと調味料が半分以上を占めています。

はやり調味料を料理している分利益率がよくなるのかもしれませんね。

33億円の利益向上要因に

■付加価値品(ドレッシング、サラダなど。)の拡大

■コスト削減

■減価償却方法の変更がありました。

確かに売上原価は減っています。

で、減価償却方法の変更?と思い読んでいましたら

定率法→定額法に変更のためとありました。

 それにより営業利益は約24億円増えています。

ということは実際は35億円ではなく11億円の増益ということになりますね。

会計方法でも利益というのが大きく変わる事を学びました。キューピーは整合性がとれていると感じましたが、これをどこか悪用して使うのかもしれないですね。(ないことを願います。)

来期も30億ほどの営業利益を予定していますが会計マジックは使えませんのでしっかり成長できるのか楽しみです!

     

-新興・中小型株分析