新興・中小型株分析

芦森工業(3526)とタカタのエアバック。


大企業は守ってもらえる。
ということもありますが、当然そうでないこともありますし
エアバック大手のタカタが会社更生法を申請する。という報道が出ました。

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17798890X10C17A6MM8000/

そのような中、芦森工業の株価が大幅に上がりました。

芦森工業はシートベルトやエアバックを製造しています。

という事はタカタのエアバックの補完として芦森の製品が売れる思惑なのかもしれませんね。

また地中へホースも埋めるなども行っていますが、売上の半分以上は自動車関連になりますね。

前期は国内不信の部分を海外でカバーしています。今後も日本で成長というよりも世界で成長といった感じになっているみたいで

今後の投資も日本というよりメキシコですね。(そういえばメキシコで工場がどうたら。。。という話最近聞かなくなってきたけどどうなったのだろうか。。。^^;)

 

とは言え、芦森工業の自動車部品部門の予定は二年後の売上443億円を予定していますが

タカタは全世界で6000億程度の売上があります。

なので、規模で行ったら全然違いますし、タカタも救済企業が手てくると思いますので(お金払ってこのシェアとれるのならほしい企業も出てくるはず。。。)そんなに芦森工業に仕事が回ることはないように感じます。。。

ただ、タカタ関係なく自動車業界は新興国の貧民が少なくなってくると自動車は売れるはずなのでこれからも安定成長しそうな気もします。(ただ、どの企業が儲かるかは別の話です。)

 

エアバックなど命に関わる製品はタカタではないですが賠償金がすごくなってしまいます。

そのような製品を販売するというのがものすごく大変なことだと改めて思うのでありました^^;

    

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