ipo分析 新興・中小型株分析

2017/03/10  gumi(3903) 3Q

ゲーム会社のgumiの決算です。
gumiを見ていると「お金持ちが浪費ぐせを改めたらお金がたまりだした。」
というイメージがあります。
ということで黒字転換しました。

http://211.6.211.247/tdnet/data/20170310/140120170310416674.pdf

今回はどれが大きくヒットしたというより
どれも満遍なく成長した。という感じですね。
とてもいいヒットの仕方だと思います。

黒字化の要因としましては売上高広告宣伝率比が大きく改善しているところがあると思います。

どうでもいいのですがgumiの資料はゲーム名を短縮して書いています。

タガタメ・・・誰ガ為のアルケミスト
シノビナ・・・シノビナイトメア です。

正式名で書いて上げてもいいのではと思ったりもします^^;

ところでgumiは純利益の予想が非開示なのでPERが横棒です。

https://kabutan.jp/stock/?code=3903


そこでもし今回レベルの決算が続いたとしたらどれくらいなのか計算してみました。
株価1357円 ですと時価総額 407億円。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=3903&mode=k

今回の純利益が5.5億ですので

単純に 407/(5.5*4)=PER18.5 です。

これを
・これからもっとヒットが出るので安い と、とるか。
・ファンキルもFFBEも一年以上経過しているのでここら辺がピークでそろそろ減収してしまうのではないか。

と取るのは人それぞれになるところかと思います。
どちらでも考えられそうですね。

あえて言えば最近のヒットの

ファントムオブキル
誰ガ為のアルケミスト
シノビナイトメアはFuji&gumi Games製作です。
Fuji&gumi Gamesは持分法適用会社なので20.8%しか利益が入ってきません。


持分法適用も1.4億円です。

実際は6億以上は9ヶ月で稼いでいますので仕方ないと言えば仕方ないのですがちょっと勿体無いです。

これはgumi単体のゲームで誰ガ為のアルケミストレベルのヒットをすれば
gumiの時価総額も今のレベルではないところにいるのではないかと思いました。

「売れるゲームを作る。」これほどまでにいうのは簡単だけど実際は本当に難しい事はありません。
なので才能はある会社だと思いますのでこれからも楽しみにしています^^

    

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