フィットの架空売上のニュースをみていてふと思った事がありまして、それは
架空売上して無理して頑張った社員のほとんどは上場しても儲からない
ということです。
もちろん将来知名度UPでお給料が増えるかもしれませんが、社長は比べものにならないくらいの持ち株保有しているわけですから何のための上場なんだろうか。と思うのです。(こういった企業は即退場でもいいと思います。)
でも、冷静に考えたら『社員に未公開株を買ってください。』というのも結構無理がある話です。著名な企業ならともかくそこまで大きくない企業なら上場しないこともありますのでリスクもあります。
なので、ほとんどの企業が持株会が大株主にならないのも分かる話ではあります。しかし、大半の会社は上場前に持株会とかないところも多々あると思います。
そんな中、持株会が株式の10%近く保有しているエムケイシステムという会社があります。
昨日の株価は1424円ですので
1424円×239400株=3億4000万円分です。
従業員は44人なので
一人当たり
3億4000万円÷44人=770万円になります。
もちろん新入社員はあまりもってないと思うので、保有している従業員は結構な資産になっているかと思います。
ところで上場前はどうだったのだろうかと思い調べてみたら
62100株になっています。4分割していますのでほとんどが未公開株時のものになりそうですね。
エムケイシステムは社労士の仕事を
簡単に行える ネットde社労夢というソフトをメインで販売しています。
クラウド型なので
一回契約したらずっと売上がたつのは強みだと思います。
まだまだ利用しているのは氷山の一角ですので需要が掘り起こせば売上伸びそうですね。
ただ、いかんせん社員数が44名なので販売経路をもっと拡大してもいいのでは。販売代理店とか募集してもいいのではとも思います。。。
話を戻しまして、もちろん社員数が少ないからできることもあるかもしれませんが上場の利益を社員に貢献している&未上場株でも持株会として購入している社員というのは、双方とも大切にしようという気持ちがみえるのでありました。どんな心境で未公開株を持株会で買っているのか聞いてみたいです!
追伸
蛇足ですが、ソフトで仕事ができるのなら社労士という資格なくてもできてしまうのでは?(資格独占業務にする意味がないのうな。とも思ったり。。(..;))