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イノベーション(3970)は技術革新的なビジネスモデルなのか!?


社名というのはどのようにつけるのでしょうか?

ぼくが会社の社長なら対それた名前をつけるのは恥ずかしいと思ってしまうのですが、
『イノベーション』という大きな志の名前につけれるのはものすごく夢が大きく持っている社長かと思います。

イノベーションを訳してみますと「(経済発展の一因としての)技術革新。」と書いてありました。

IT革命やスマホ革命みたいなことかもしれません。

あれ、今までないことをするのに研究開発費がゼロ円でできるのだろうか。という疑問も産まれますが

その事は置いておきましてイノベーションについて調べてみました。

代表挨拶を読んでみますと

飛び込み営業・アポ取り営業などに変革を起こしたいと書いてあります。

イノベーションはオンラインメディア事業になっています。

この事業は見込み顧客を探してくる事業になります。

では見込み顧客はどのように探しているのでしょうか。

運営しているITトレンドのサイトを見てみましたら

様々なITソフトが掲載されていました。

この資料請求が一件あることに売上が成り立つビジネスモデルになります。
一件も資料請求がなければ損しないわけですから掲載する方も安心ですね。

売上が前期減少していますが

マーケティング代行を減らしている影響なので一巡すれば今後も伸びていくのが期待できると思います。

基本的にはITトレンドの閲覧者が増えれば増えるほど
収益は良くなると思うので、
利益が生まれるとそれを広告宣伝費にかけることができより利用者を増やすといった好循環サイクルが生まれる可能性は多々あると思います。実際にこの記事を書いていたら広告が掲載されました^^;


ただ、一つになることがありまして
それは今ITトレンドに掲載している企業はベンチャーばかりで
一番使い勝手のいいソフト(もしくは一番人気のソフト)は使わない可能性が今後もあるのではないか。
そうなるとあまり価値として落ちる可能性があるのではないか。ということです。

去年のランキングを見てみますと

Web会議の部門を見てみましたら

Web会議で上場しているブイキューブが一切使っていないです。

それはなぜかと考えた時に「あまり妙味がないから。」ということになるかもしれません。
(もちろんブイキューブの営業がたるんでいるだけという可能性もあります。)

個人的に営業という職業は「人と人とが顔を買わせて話し合って信頼関係を作って購入するというプロセス」
だと思うので無くならないと思います。
最先端のネット広告であっても営業社員が在籍しています。

そうなると、営業なしでイノベーション経由で買うのは上限があり
イノベーションの仕事で購入してくれる企業は少数しかないのかもしれません。
こればかりは今後の進展で天井があるのかないのかわかりますね。

「たくさんの商材をまとめてカタログにする。」というアイデアは
イノベーションが市場初と言いたいのですが

まずゼクシイや

それこそ不動産サイトなど

昔からあるアイデアだと思います。

推測ですが、富田社長がリクルートで働いていた時に思いついたのかもしれません。


それを、ビジネスソフトに作ったということは
発想としては素晴らしいですし上場できたのだと思いますが
それで変革が起きるといったものではないように思います。

そう思って油断していた時に素晴らしいイノベーションがイノベンションより産まれるのかもしれませんね。^^

    

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