ipo分析

青春と害虫駆除と上方修正を妄想する (シェアリングテクノロジー 3989) 

39歳になった今ぼんやり考えます

「青春」・・・無駄な事もたくさんありますがエネルギーに溢れている時代。
「とにかく前へ。後先のことは後から考える。」という姿勢がまた青春を輝かさせるのでしょう。

ブルーハーツやGOING STEADYが凄かったのもその時代でなければできない。というエネルギーに溢れていたからだと思います。
企業でもベンチャー企業というのは青春に似たものを感じるのですが。

そんな話は置いておきまして今月IPOです。
シェアリングテクノロジーは生活で困った事の比較サイトを展開しています。
エイチーム「引越し侍(見積もりサイト)」の「引越し以外Ver」というところでしょうか。

総合サイトは「生活110番」ですべて個別に

ハウスクリーニング

シロアリ

井戸掘り

など193サイト展開しています。

さて、今期業績ですか上振れの可能性を感じました。
(外れたらごめんなさい。あくまでぼくの残念推理です。あと株価がどうなるかは全く別の話です。)

と言いますのも

上期  売上 6.5億円で

下期   売上    7億円で達成です。 7/13.5=51.8%で達成ですね。

しかし、流通金額を見てみますと今年の3Qは大きく伸びていまして、毎年4Qはさらに伸びています。
https://www.sharing-tech.jp/report/

去年の流通金額は 上期 7.9+6.8=14.7億 下期 10.2+13.4=23.6億 です。
下期で23.6/(23.6+14.7)=61.6% も流通しています。

と言いますのも害虫駆除が稼ぎ頭になっていますので夏に稼いでいるわけです。
そうなると今年も害虫が夏に出ますので計画は上振れるのではないかと思うのです。

さて話は変わりまして、
シェアリングテクノロジーには、ぼくは青春を強く感じてしまいました。

というのも「たくさんサイトを作ったものの一部管理ができていない?」
という謎の状態におちいっているからです。

「現在193サイトあるものの人材不足によって35サイトしか改良できていない。」と有価証券報告書に書いています。

「管理できないなら創らなければいいではないか。」と突っ込み入れるのは簡単ですが
「よく193サイトも思いついたなあ。」とも思います。
作る事に夢中だったのかもしれません。

そのパワーに無駄な部分もあるかもしれないけどとてつもないパワーを感じました。
そのようなパワーは創業社長が持っているからだと思うのです。
「創業したい。脱サラしたい。」なんてこんなを思っても日々の生活があるわけで失敗したら怖いですので、大体の人は就職したり、会社に残ったりするわけです。ぼくもその1人なのかもしれません。

しかし、引字社長は大学在籍中に資本金1万円で創業して

京都から愛知へ帰ってからたベンチャーハウスを本社にしています。
あいちベンチャーハウスとは賃料ゼロのベンチャー育成施設です。

何か始めるのに「できない理由」を考えずに始める。そして上場まで漕ぎ着ける。
そのパワーは本当に凄い。。。。

39歳になった今強く思うのでありました。

■Kabu Berry Lab中止に伴い企画変更■
■参加無料。予約受付中■

 
 

   

-ipo分析