新興・中小型株分析

保土谷化学工業(4112)と有機ELとHONKI

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スマートフォンの未来の技術は
未来にならないとわからないのですが
近未来のディスプレイは有機ELで間違えないといっても過言ではないと思います。

有機Elってどうやって作っているのだろうかと調べてみたら
なんと6層構造です。
量産化が大変なのもなんとなくわかりますね。
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保土谷化学工業は6層の内の一層をメインに作っています。
6層と見た時に全部同じ所で作っていると思っていたのでちょっとびっくりしました。
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さてさて、保土谷化学工業は昨年中期経営計画を出しています。

HONKI2020 です。
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Hodogaya as Only one, Number one with our Key technology and Imagination略してHONKIです。

なんとも言えないネーミングセンスなのですが
これを見てみますと5年で利益が6倍以上に増える計画を出しています。
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新興企業なのでそこまで煽っているのかと一瞬思うところでもあるのですが
保土谷は昭和24年上場の歴史ある企業です。
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そのような企業が適当に出すのかなぁとも思ってしまいます。
そこまで有機ELがすごいのかなぁ。と思って最近の資料を見ていたら有機ELが苦戦と書いてありました。
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何事も普及するにはタイミングがあることを思い知ります。
やはりiphoneで普及してから本格的に普及なのかもれませんね。

技術が日本が一番みたいな事をニュースや記事で書いているのをよくみますが
スマホの有機ELに関してはどう見ても韓国に負けています。
今回、保土谷が注目されたのも
連結子会社の韓国の会社があるからです。
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そう考えたら日本人としてちょっとさみしくなるのでした。
日本発の世界制覇って本当に最近生まれないものですね。

追伸
保土谷は有機EL以外にも様々な分野を行っています。
業績を予測するのはちょっとむずかしいですね^^;
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