新興・中小型株分析

Keeper技研(6036)の決算の感想とKeePer PROSHOP(キーパープロショップ)について調べてみました

明らかにブログスランプになってる。義務でもないし書く以外にもやることがあったりするのですが自然体でふえていけますように。。。

Number 001 2018.05.25 業績修正

KeePer技研が業績修正を発表しました。

下方修正で減配もしています。

理由を見てみますと

■3月、4月は良かったが5月はガソリン価格増で悪化した。

と書いてあります。

確かにガソリン価格は上がっていますね。

と思うのですが、この文章を読みながら少し残念に思いました。

というのも3Qまでの説明と若干違うのです。

KeePer技研

■直営店事業(キーパーラボ事業)

■ガソリンスタンドに洗車材料を卸す事業(キーパープロショップ事業)

があります。

先程の書き方は月次と似たような書き方なので直営店でいいと思います。(どちらかぼやかしているのも良くないと思います。)

 

 

しかし、一番の問題はどう考えてもプロショップ事業の鈍化だと思うのです。

 

3Qの時点でプロショップ事業は、JX統合の影響で-4.4%です。ラボは17.9%です。

こちらではしっかりと書いています。

プロショップは前年は鈍化といっても1.9%増えていた事業です。

これは天気とかガソリン価格は関係ない話だと思います。

 

あと、もう一つ残念に思ったのは説明文で「4月終わったら達成できると思った。」と書いてあることです。

利益は100歩譲って達成できたとしても、売上は4月前で下振れがわかっていたのでは?ということです。

売上5%を挽回を一ヶ月というのは相当売れない限り難しいです。

100/12=約8.3%ですからここから5%+すと約1.5倍です。

キーパー技研の稼ぎ時は5月ではありません。12月です。

 

なので、下方修正は仕方ないとして「プロショップ低迷の要因をしっかり書く」「なんとか達成できそう。とほぼ無理なことを書かない。」というのをしっかりしてほしいなぁ。と思うのでありました。挽回期待しています。

 

 

-新興・中小型株分析