凛とした浄財の行方を検証してみる。(エナリス 6079)
2014年
山の中での発電施設!?の粉っぽい感じで特損になったり
自社株買いを宣言しながらもまったく買わなかったり
ぶっちぎりでお騒がせ株となりましたエナリスで
今年の夏までは株価もずーっと下がっていたのですが
『助さん、格さんもういいでしょう』
ということかどうかは判りませんが株価はうなぎのぼりです。
172→465ということは2.5倍上がっています。
これは何かの前触れなのか、ただの反発ですぐ終わるのかは判りませんがちょっと状況が違っているのではないかと思うます。
そこで、最近のエナリスを調べてみました。(といっても決算資料とか薄すぎるし、契約社数の推移とかあってもいいと思うし、最近上場した会社らしくもう少しわかりやすくしてほしいと思うのですが(^_^;あくまで推測ですが立ち直ったらちゃんとIRしそうな気がします。個人的には良いときも悪いときもあるのが会社だとは思うのですが。。。)
まず、びっくりするのは売上は凄い勢いで伸びています
二年前の6倍です!そんな会社なかなかないですよ。それに普通会社に不祥事がでたら信用がなくなるので下がってもおかしくないです。ということはエナリスの届けているサービスが必要なものではないかと思うのです。
しかし、その割には特損とか抜きでまったく上がっていません。普通売上が大幅に伸びたら利益率は良くなるはずですがそうなりません。これはどういったことなのかもう少しわかり安い説明があってもいいのではないかとおもいます。
エナリスの売上としてはエネルギーマネジメント事業、パワーマーケティング事業どちらも伸びています。
メインのエネルギーマネジメント事業は最安の電気料金になるように供給する事業といえばいいかと思います。
電力のコーディネート=どうすれば安くなるのかというのは間違いなく需要があります。会社の信頼は横に置いても違法でなく安くなるのなら企業もつかいますね。
今までは業者だけだったものが4月からは個人(低圧)でも行うことができます。エナリスではなく直接契約してもいいかと思いますが需要があるということでしょう。
よくよく考えたら、創業した池田前社長はイーレックスを創業した後にエナリスを創業しています。ということは、イーレックスよりエナリスがいい!と思われたかたから創業したのではないかと思うのです。
なかなか難しい事ですが
『罪を憎んで人を憎まず』ってとてもいい言葉だと思います。
結果はどうあれ池田前社長は創業した二つの会社を上場させたという凡人では絶対できないことをおこなっています。
しくじり先生にでてほしいのですが、株好きでないから見たら誰それ?となってしまうので、そうでなくても今までの教訓を語る機会を創ったら面白いと思うのです。ドラマ化しても面白そう。
電力を安くするお手伝いというのは間違いなく社会の役にたってるわけですから、会社の信頼を取り戻すのは難しいですけど、地道にがんばってまた凛とできるように頑張ってほしいですね!
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