大型株分析

セイコーエプソン(6724)のプロジェクター・プリンターを短信・資料・有価証券報告書で分析しました

プリンターのセイコーエプソンを調べてみました。
エプソンのプリンターは使っていますが業績については全然調べたことがなかったりします。。。

基本データ

エプソンとキャノンはプリンター売場でほぼ同じだとで、時価総額も思ってたのですが、キャノンは時価総額約4.7兆です。ビックカメラの売り場で時価総額を考えたらだめですね。

売上・経常の推移(年間)

売上は1兆円で一進一退が続いています。利益はやや回復基調ですね。

売上・経常・売上高経常利益率の推移(四半期)

3Qの売上はやや高いみたいですね。1Qの水準に前期1Qと同じくらいの水準です。

売上原価率、売上高販管費率の推移


原価は60%前半。販管費が30%ほどで推移しています。
原価が60%ほどということは

◆プリンター
◆インク

ではどう考えてもインクの原価が安いわけですので、プリンターの原価率はかなり高くタダで配っているビジネスモデルなのかもしれません。タダは言いすぎですね(^^;)

進捗率(今年度・前年度 Q終了地点)


進捗率は去年より利益がやや遅れているようにもみえます。

有利子負債額・自己資本比率


ここ二年で200億ほど増やしています。将来の投資ということでしょうか。

配当推移


結構高めの配当性向ですね。配当性向というより配当金額で決めてそうです。

まとめ

1Qをみてみますとビジュアルコミュニケーション部門が10%ほど伸びています。

どのような部門かといいましたらプロジェクターのことですね。

ということはプロジェクターがこれから頑張るとは思うのですが、コピー機はPDFで済ませる人も多くなりそうなので転換点に少しずつなるのかもしれません。
とはいえ、世界でエプソンのプリンターは売られて世界の人口は増えますので堅調かもしれません。
今後も楽しみですね!

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