新興・中小型株分析

ゼンリン(9474)の地図とnvidiaと収入源


10年ほど前に仕事で1冊1万円ほどする大型のゼンリンの地図を使用したことがありまして、凄く細かく書かれてなぁ。と地図初心者の私はびっくりしながらも辞書みたいに使ったことがあります。

時は経ち、現在地図を見るときはGoogle Mapをよく見るのですが、

GoogleMapという黒船が現れるとゼンリンは厳しいではないか。大丈夫なのか?とずっと思っていました。

しかし、今日改めて調べてみるとそれは誤りだったことに気がつきます。

なぜなら右下にZENRINの文字が!

つまりゼンリンはGoogleに地図情報を提供しているのですね。書くまで知らなかったです。

ゼンリンは言うまでもなく
日本の地図業界の巨人です。

物心がついたときから
巨人のイメージがあるのですが
創業からまだ40年ほどです。

それで既存の地図よりも
ゼンリンの地図が選ばれてるのは
伊能忠敬もびっくりの歴史かと思います。

やはり地図の販売というよりデータベースを提供事業が収益源となっています。

Google以外にもYahoo!地図や

自動車の純正カーナビもゼンリンの地図が使われています。

大手がこれほどまでに使うというのは
ゼンリンの地図の性能が素晴らしい証拠なのかもしれませんね。

さて、そんなゼンリンがNVIDAとの提携でストップ高になっています。

アメリカの家電見本市にNVIDIAが出展していて

 そこで発表された模様です。

NVIDIAの自動運転の動画みてますとこのように自動運転のコンピューターは考えていてここにゼンリンの地図が搭載されるのか。とイメージしやすくなりますね!

ただ、凄いとは心から思うものの、これによって数年後そんなに業績って変わるのかなぁ。とも思います。

もちろん自動運転が始まればゼンリンに今よりもたくさんの地図利用料がはいるのが予測されますが今でもトヨタや日産の車を買えばゼンリンの地図がついてきてトータルで年間500億円ほど売上があります。ゼンリンの地図が日本以外にも製作しているのでしたら別ですがあるとすれば、地図利用料が値上げになる。ということのみです。一年に自動運転車がいきなり何百万台も増えたら別ですがそういうわけでもないので業績はそこまで変わらないのではないかとおもいます。

ただ、これは業績の話で株価はわかりません。このブログの弱点(ぼくのトレードの弱点)は『思惑相場について弱すぎる』だと思います。そういうのは確信がない限り投資ではないと思ってるので、思惑相場のビックウェーブには一切のれてないです(*_*)それを加味して読んでくださいね(*_*)

ただ、株価は別としてアイサンテクノロジーでも描かれているロードマップによりますと2025年には完璧に自動運転は国を挙げて取り組まれています。

ということは10年後は今とは違う世界ヶ確実にまっています。それが今から楽しみですね!

     

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