バリュー株分析

低PERの地方銀行銘柄を比較してみました


低PBRの銀行銘柄を比べてみました。

比較銘柄

高知銀行(8416)
千葉興業銀行(8337)
筑波銀行(8338)
愛知銀行(8527)
大光銀行(8537)・・・新潟の地銀

低PBRランキングで合併などがない東証銘柄をいくつかピックアップしてみました。◆売上、経常は来期見通しより、BPS,PBRは今期実績より計算しています。株価(時価総額)はデータ入力時(2018/9/12)のものになります。また今期予想非開示の場合は、売上・配当→昨年度実績を代用、また営業・経常が片方が示されている場合どちらかを強引に代用します。(強引なルールですみません。勝手に増収とか増配できないです。。。)◆

1.売上推移、経常推移をくらべてみました。


少しずつ減少している銀行が多いですね。

4年前と比べて愛知銀行以外は利益が2/3未満になっています。

2.時価総額と経常利益をくらべてみました

利益は数十億程度、時価総額は100億〜500億円です。

3.PER、PBRをくらべてみました。


低PBRを取り上げたためPBRは0.3未満です。

PERは都会に行くほど高くなりますね。

4.ROA、ROE、自己資本比率をくらべてみました。


預金を預かっていることもあり自己資本比率が7%未満です。

5.配当利回り、配当性向をくらべてみました。

配当が2%程度が多いです。

まとめ

愛知銀行は地方よりまだいいのかもしれませんが

売上も利益もジリ貧。

というのは間違えなさそうです。

■金利低いので国債買っても儲からない。

■貸出先も危険なところは貸し出せない。しかし、地方だと新たしい産業ができにくくこれからも貸出先は増えにくい。

といった問題があります。

だから、スルガ銀行みたいにリスクは取るけど金利もとって大儲け。という銀行がでてくるのですが

行き過ぎだと借りた人も銀行も誰も得しない事になりそれが今現れているような気がします。

銀行で特色を出すって本当に難しいですね。

でも、地元企業の心臓部分なのは間違えありません。

どの企業もこれからも頑張ってほしいですね

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