後出し記事ほど意味がないではないか。
と、自分でも突っこみたくなるのですが
今後投資をするに当たり同様なケースは間違えなく起こると思うので検証してみたいと思います。
結婚式場のエスクリが大幅下方修正を行いました。
理由としましては、集客減→単価下げる→利益減 との事です。
これを事前にわかったらいろいろと投資が楽になるのだろうなぁ。と思いつつも
そんなの事前にわからないと思います。
しかし、ちょっと調べてみたいと思います。
四半期ごとの売上です。
■第三四半期(9月-12月)というのは結婚式場の稼ぎ時
■第一四半期(4月-6月)から前年より利益が減っている。
ということがわかります。
裏を返せば最大の利益が発表される第三四半期まで
ぼくが会社なら発表しないと思います。
では、第一四半期の資料にはどんなことが書いてあったのでしょうか。
第1四半期資料
これを見ましたら
■第二四半期までは赤字になるけど予想通り
と書いています。
第2四半期資料
これをみても計画通りと書いてあります。
これでは見ぬくことができませんね。くぬぬぬぬぬ。
おしまい。
と書くと、どうかと思うのでどうしても気になった所をいいますね。
店舗数に比べて受注少なすぎではないか。ということは事前にわかっていたけど計画通りと書いているのではないか?
ということです。
前期までは17施設(36バンケット)なのが
今期は直営店が4施設7バンケット増えています。
買収で9施設13バンケット増やしています。
17→30施設(76%UP)
36→56バンケット(55%UP)
になります。
買収(子会社)はわからないのではないか。と言われそうなので
直営店だけでも
17→21施設(23%UP)
36→43バンケット(19%UP)
と、なっています。
そこで決算資料にも直営店の受注残が掲載されているので見てみます。
もう一度第1四半期資料
もう一度第2四半期資料
となっています。
20%程度施設がが増えるのにもかかわらず
受注残が
1Q 98.6%
2Q 102%
というのは、どう考えても計画通りではなかったのではないでしょうか。
新店といってもオープン前から結婚式場は宣伝しますので少ないと思います。
結婚式は決めて来週行うわけではないではのですから
3Qの結果は2Qには決まっていると言っても過言ではないですよね。
でも、後出しでいろいろ書いていますが
もし自分がエスクリの株主で事前に売却できたのかと考えたら
はやり希望を持って持ってしまうのではないかと思うのでありました。
株は難しいですね。
追伸
岩本社長の決算説明会動画をみたのですが
サラリーマン社長には成長企業の創業者社長特有のギラギラしたものを感じました。
人を惹きつけるものがありますね^^
http://www.net-presentations.com/2196/20160212/flashplayer.html