小さな企業が大企業と提携を結ぶというのは
否が応でも期待してしまいます。
信用力もつきますし今までできなかった仕事にも
取り組む可能性がでてきます。
下着通販の白鳩が小田急と業務提携を結ぶことになりまして
株価が一気に跳ねました。
今回の業務提携で
◆白鳩が今まで提携できなかった海外ブランドの販売
◆小田急が白鳩のノウハウを用いてeコマース事業の拡大
が期待できそうです。
◆人材交流と書いてますが、個人的に『白鳩の社員が小田急で車掌をする。』という斜め上の展開を少し期待してます(ないですね。(..;))
ただ 、この提携というのがどちらにとってもプラスになりそうな感じがします。
書いてあるとおりですしたら、白鳩にのショッピングサイトの品数が増えて売上増は確実になりそうですね。(どれくらいの規模というのは女性下着業界についてよくわかってないので割愛します(..;))
さて今回の業務提携で筆頭株主は池上社長から小田急に変わるのですが
池上社長は現在76歳で半世紀以上社長業をしています。
白鳩は今から51年前の昭和40年に靴下販売 にて創業し、楽天出店を境にして業績拡大、そして上場して今に至ります。
そんな半世紀以上筆頭株主だった池上社長が筆頭ではなくなる決断をしたというのは軽くない決断だと思います。
50年もあれば小田急でなくても株を譲ってほしい。と訴えた企業もあると思います。
どんな思いで提携を結んだのだろうか?と考えると、それだけでドラマができそうです。
株主構成でかん考えたら、池上社長は息子さんに社長を引き継がせたいと考える方が普通かと思います。
その息子さんに白鳩をよりよくしてほしいという思いがあって小田急に託したのかもしれません。
年をとればとるほど頑固になるというのは聞いたことがあります。ぼくが76歳の時に変化にこのような柔軟な決断がとれる大人になれるのだろうか?と今回の業務提携で考えるのでありました。