ぼくは経営計画に時価総額を掲げるのは
かなり無理があると思っていて
なぜなら、売上や利益は会社の努力でなんとかなりますが、時価総額はそのときの株価の地合いで決まってしまいます。
バブルになれば簡単に達成しますし、今みたいな時は難易度がものすごくあがってしまうからです。
あと、株主も少なからずその時価総額を気にしますし。。。(^_^;
で、ハーツユナイテッドグループは時価総額1000億円を目指してします。
しかし現状は250億円なので今から四倍に仕手株化しないと少し難しい水準になっています。
ただ、会社として成長していないかと言えばそうではなく綺麗な成長曲線を描いています。
ハーツユナイテッドグループはゲームのバグをとるデバッグ事業で業績をのばしています。
スマホゲームの開発費が高騰するというのは不具合を調べる箇所が増えると言うことになりますのでこれからも成長が期待できそうです。
これからはゲームだけでなく自動車産業にも進出予定なので期待も持てます。
あと、中期経営計画でM&A前提にたてるのは難しいのではないかと思うのです。
先ほどの表ですと
売上成長はうまくいってますがM&A分とりていません。当たり前ですが買収される側が調子良いときはM&Aに応じない可能性ご高いと思います。相手次第なのです。なので、株式市場がむかしよりも上がってる時期にしようというのは違うのではないかと思いました。
あと、株価(時価総額)をあげようと大規模な自社株買いを行っています。
それによりまして今年の利益はほぼ還元しています。
それはそれでいいかと思うのですが、株価が市場全体の影響で下がったときのM&A資金が減ってしまいます。
今回の自社株買で現金が10億円も減ってしまいました。もちろん株が上がって買収に使うのはいいことだと思うのですがそれってちょっとギャンブルなのかとも思うのです。
いろいろ書きましたが、では何もいわれないために目標を掲げない方がいいのかと言いますとそうではないと思うのです。掲げてくれた方が会社の方針がわかりやすくなり大変重宝できます。ただ、初めにも述べた通り、時価総額を目標に掲げるのは、運の要素もあるのに、うまくいかなかった時の不具合が大きいし無駄に叩かれると思うので言わない方が良かったのではと思うのでありました。