ipo分析

アイ・ピー・エス(4390)とフィリピンの通信事業について分析しました


10/11 暴落が起きても淡々と銘柄を調べてみるのでありました。
まだまだ知らないことばかりです。

アイピーエスについて調べてみました。
同じ社名で2つあるのでややこしいです。(今から書くのは今年IPOした方です。)

 

IPSはいろんな事業を展開していまして

売上は日本の方が上ですが利益の7割以上はフィリピンで稼いでいます。

 

メインはフィリピンのブロードバンド工事事業なのですが

フィリピンはまだ普及率がとても低く速度も遅いです。(シンガポールのネット速度)

そのためまだまだ開発していく必要があります。

 

フィリピンの工事に関しては外資規制がありますのでなかなか免許が与えられないのも

企業としてのアドバンテージですね。

(ではなぜIPSの子会社に免許取得できたのか?というのはものすごく謎だったりするのですが^^;)

まだまだネットケーブルが整備されていない&これからフィリピン自体成長しそうと考えると

■フィリピンの事情を考えたらまだまだ成長続きそう

というのが一番の感想にはなるのですが

■フィリピンがよりインフラ投資を加速したら事業者の免許が他にも与えられIPSよりも大企業が仕事を総ざらいしないのだろうか?

というちょっとした心配もあります。

 

さて、1Qの決算で気になることがありまして

1Qは順調に伸びているのですが

去年の主力の海外通信上の利益は131です。

去年の海外通信事業の営業利益は460ですので去年の数値の1/4くらいです。

そうなると、これからフィリピン事業が伸びて他の事業が落ちることがなければ2Q以降上振れも考えられます。ただしこの前提は去年並みにフィリピン事業が進展するという前提なのですが。。。

これからも楽しみですね!

 

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