バイオベンチャーというのは
・創薬の壁
・創薬した薬の効能の壁
・その薬が売れるかどうかの壁
という、3つの高い壁があります。
その中で挑戦しているというのは本当に凄いと思いますね。
ラクオリア創薬のビジネスモデル
ラクオリア創薬は元ファザー(誤字でした。すみません。)ファイザーの人が作った会社で、今は名古屋大学と交流がありまして
創薬の初歩の段階をメインに手がけています。
パイプラインも色々ありますね。
ラクオリア創薬の業績分析
業績はバイオベンチャーなこともあり少しずつ良くなっては来ていますが赤字です。
ただ、2016年からのアラナタから一時金がはいっていますので良化しています。
2017年もはいっていますね。
ただ、売上が1億円台の時に武豊市から家賃の高い名古屋市に本社移転しているのですがあまり赤字とか黒字とか考えていなさそうですね。
気になるところ
そんなラクオリア創薬ですが、韓国企業と特許ライセンスを契約しました。
また世界的に販売のライセンス契約をし
株価は大幅に上がりました。
胃食道逆流症というのは
10%くらいの方がかかっている病気で
太っている人がなりやすい病気とのことです。
さて、薬にはいつなるのかといいますと
現在この化合物は「フェーズ1」です。
ということはまだ5年以上はかかりそうです。
もちろんうまくいけば途中で一時金は入っていきますが全世界で販売というのはしばらく先になりそうです。
あと、「がん」とかではないので「薬もらわなくてもままいいや。」ですんでしまう事もあるのかな。とも思います。
それにしても、それによって売上がどれだけ経つのか正直よくわかりません。それが「バイオ」なのかもしれません。(ぼくはアラタナとの契約の方が将来性高いと思っています。犬の薬を創薬という着眼点も凄いですね。)
今後の展開が楽しみなのでありました!