奉行シリーズを展開するオービックビジネスコンサルタントが決算を発表しました。
好調そのものです。
短信を読んでみますと
■奉行クラウドフォーラムの成功
■商奉行クラウドリリース
と書いています。
江戸の奉行所で働いていた人も勘定奉行が流行るとは思いもしなかったでしょう。
それはさておき、これだとよくわからないので2Qの資料をみてみますと金額で伸びているのは
Standloneになっています。
これはソフトの名前ではなく会社に1台だけ導入モデルです。
ただ、新規よりも更新により単価UPが今回の増益要因になっていますね。
2Qの資料を見てみますと
去年とくらべて大き違いがあるのか調べてみましたら中小企業に対してIT補助金がでています。
ホームページをみてみますと国のIT補助金が
https://www.unionnet.jp/knowledge/it-hojo/
■2017年度予算 100億円想定対象企業数 1万5,000社
■2018年度予算 500億円想定対象企業数 13万5,000社
と大幅に予算と対象を増やしています。
オービックも資料で重点項目にあげていますね。
のソフトは買い切りより年間いくらが多いので一回補助金もらってもあまり関係ないのではとも思うのですが、PayPayの20%offのキャンペーンと同じく『国が買うきっかけ作りをしている』という意味では良い施策だと思います。
ただ
■来年度は今年度規模のIT補助金になるのかがわからない。
■更新でも売上UPがメインなので、来期も同様の更新売上UPできるのか?
といった所で来期の伸びは気になる所です。
これからも楽しみですね!