新興・中小型株分析

パラカ(4809)の保有駐車場数と内藤亨社長について調べてみました


駐車場ビジネスを展開している企業はどこも安定した成長をしています。
人口が減っていくのになぜだろうか。と考えたのですが

パラカの資料を見たら答えが載っていました。
簡単に話すと

「人口は減るが車は増える。」

ということです。この図から「若者の車離れ」というのはあまり見えませんね^^;

車が増えたということは需要も増えます。
駐車違反の取り締まりもむかしより厳しくなったので駐車場が必要になるのですね。

パラカは駐車場を運営しています。貸借駐車場とパラカ自身が保有している駐車場の二本柱で運営しています。

現在は貸借駐車場がメインになっていますが

利益面で考えると保有している駐車場の方が効率が良さそうです。

これからも安定した成長が期待できるかと思うのですが
ただ、外野だから無責任なことを言いますと、
この5年間で売上が1.8倍くらいになっていますが、従業員は59人→73人と1.2倍ほどしか増えていません。

もちろん利益を考えたらいいことかと思うのですが、
駐車場を確保していくのには人海戦術がどうしても必要になると思いますので
もう少し従業員を増やしても問題ないのではと思います。
ただ、安定成長第一ということでしたら今の方針は理にかなっていると思います。

 

ところで、パラカの創業者の内藤社長は

野村証券→ゴールドマンサックス→パラカ創業しています。 
野村証券→ゴールドマンサックスから駐車場ビジネスで創業というのは
かなりリスクがあるというか思い切った事をしていると思います。
周りの人も反対したような気もします。

もしかしたらゴールドマンサックスで
死ぬまでに使うお金を稼いで趣味なのかもしれませんが
それだったらビジネスすることもないですし。

それが上場まで上り詰めて
安定経営を実践しているのですから
成功する創業者というのは普通の人ではなれないのかなぁ。と思うのでありました。。

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