新興・中小型株分析

2017/07/28  東映アニメーション (4816) 1Q

ドラゴンボールとワンピースなどの版権管理をしている東映アニメーションの1Qの決算が発表されました。

今回は上方修正もありました。

内容を見てみましたら

「ドッカンバトル好調」

というのが理由になっています。

もちろんそれがメインで間違えないのですが。

。。。しかし、調べてみたらそれだけではないような気がしました。

一年前と比べて

版権事業の利益が12億プラスになっていますが、

映像販売の利益も4億ほどプラスになっています。

その映像・販売をみてみましたら「中国での配信権の一括計上」と書いてあります。

で、版権事業はドッカンバトルのおかげ!!!と思ったらもちろん、それもあるのですが

PS4の「ドラゴンボール ゼノバース2」の販売も好調と書いてあります。去年発売のソフトの版権収入が今入ってくるのですね。

ご丁寧にグラフも書かれています。

下期は 売上380億円-224億円=156億円

経常94億円-54億円=40億円

で目標達成になりますが

今のペースでいきましたら普通にもう一回上方修正すると思います。

ただ、

■中国映像収入
■ゼノバース2収入

は毎回ありませんので今回の1Qレベルの実績を出すのはちょっと難しいのかなあ。とも感じます。

まぁ、東映アニメーションは「上方修正しても去年のより減収減益の見積もりでだしています」

なので初めのハードルが低かったのではと思う所もあるのですが、それを抜きにしてもドラゴンボールは凄いと改めて思うのでありました。

 

 

 

   
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