新興・中小型株分析

Suchmosと所属事務所と逆張り投資(スペースシャワーネットワーク (4838))

「逆張り」・・・みんなが興味ない時に買うこと。

これほどまでに「言うのは簡単、実行するのは難しい。成功するのはさらに難しい。」ものはありません。
少しでも上昇の兆しが見えれば少しはできるかもしれませんが
どん底で買えるのは至難の技です。

でも、この事は株だけではありません。
音楽業界でも同じです。

先日スペースシャワーTVが上昇修正を発表しました。

内容が所属している「Suchmos」のCDが予想以上に売れているという事です。

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/d/2017-01-28/

今日のオリコンチャートでは一位です。
まさしくシーンのど真ん中に入りこんできた感じです。

Suchmosの音楽はとにかくかっこいいです。
語るより聞いた方が早いと思うのでYoutubeを貼りますね。

STAY TUNE/Suchmos

A.G.I.T./Suchmos

さて、スペースシャワーはものすごい逆張り投資を行い成功させていると思うのです。
Suchmosとは2015年始め(2年前)に契約しています。

2010年代前半はロックフェスの影響もあり、踊れるロック全盛期です。
デビューして人気がでるのもKANA-BOONとかフレデリックとかMrs.Green AppleもBPM150越える高速ロックがメインです。
(これらのバンドが悪いと言う意味では全くありません。素晴らしいバンドだと思います。)

KANA-BOON / ないものねだり

Speaking/Mrs. GREEN APPLE

間違ってもSuchmosみたいな、BPMがゆっくりでおしゃれな音楽はシーンの真ん中に居場所はありません。
真ん中どころかビジネスとして考えるのは難しいレベルと思います。
その中で今後売れると思って契約するのは結構リスクあると思います。

売れない間もわずかでもお給料を払わなくてはいけません。
仮に月5万円くらいの給料でもSuchmosは6人組なので年360万必要になります。
これを売れるか売れないかわからないのに払うのはリスク高過ぎます。

しかし、リスク取らないと今回のSuchmosの成功はありません。

『アーティストを育てる』

もちろんミュージシャンの才能もありますが、
それを資金的にもスケジュールを考えるなども支える人たちがいなければ難しい事です。

もちろんゲスの極み乙女でのノウハウがSPACE SHOWERの中であったので成功できた一面もありませんが
ぼくが新人アーティスト発掘係ならSuchmosと契約していなかった自信はあります。
では、なぜできたのかと考えた時に「スペシャで働いている人は本当に音楽好きだから発掘できるのでは。」と思ったのでした。

色々書きましたがフライデーや文春がなければSuchmosの人気のピークは今ではないと思いますので本当に楽しみと同時に
これからもいろんなアーティストを育ててほしいなぁ。と心から思うのでありました^^

     

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