学生時代、家の近くに富士フイルムの写真屋さんがあったり、「お正月を写そっ。フジカラーで写そっ」の
CMだったりフジカラーはどうしてもカメラとフィルムの会社というイメージがあるのですが、デジタルカメラに移行して写真屋さんもほとんど潰れても富士フイルムが危ないという話は全く聞きません。
様々な分野に進出しているのはなんとなくわかってるつもりだったのですが詳しくは調べた事なかったので今回みてみることにしました。
全体の売上を見てみると、カメラや写真関係は 2745億円/18415億円=15%というのがわかります。ほんとに全体の一部ですね。
そのカメラ関係の売上も前年比で20%近く減っています。(スマホで撮れますからね。)
これからも成長が厳しい分野なのでしょう。
ドキュメントは主に富士ゼロックスのことですね。こちらも前年比より売上が減っているのが少し気になります。
インフォメーションソリューションをみていたらこちらは堅調といえそうです。
一番の牽引はヘルスケアです。
ヘルスケアは病院に導入される大型装置のことですね。
◆X線読取
◆内視鏡
◆内視鏡のスコープにもさまざな種類があります。
◆マンモグラフィ
など様々です。
このような機材は単価が高そうですね。
ただフラットパネルディスプレイ事業が大きく売上を減らしています。こちらはテレビやタブレットを作る際に必要なフィルムを作製しています。やはり中国の影響があるのかもしれません。
全部取り上げると
全5回あってもたりないくらいですね。
フィルム、カメラ
の技術からここまでの事業をおこなってるとは
圧巻の一言になります。
どんなきっかけでこのように様々な分野に展開したのか
会社の歴史を調べてみても凄い物語があると思います。
それはまたの機会ということで(^_^;