書く内容が2つにきれいに分かれたので
前編、後編で書いてみます。後編はこちらをクリック
健康にいいことをしていきたいものです。
しかし、それが本当にいいものか悪いものかというのはよくわからなかったりします。
治った、治らなかったって気の持ちようもあるのではないかと思ったりします。
日本トリムは整水機の販売をしています。
水素水ですね。
この水素水を透析の水につかうと健康によくなるらしくそういった東北大学の中山教授の論文も発表されています。
日本トリムは透析水素水で中国で病院運営事業をするというIRで
株価が大幅にあがっています。
読んでみましたら
5年間に500億円の売上のビジネスにしていくとのことです。
今の日本トリムの売上は150億円くらいですので
5年で4倍以上の売上になる見込です。
凄い金額ですね!
ただ、このIRを読んだら3つ謎が産まれました。
1.なぜ中国からスタートなのか?
日本トリムの社員は当然ながらほとんど日本人です。
本当に効果があるのなら日本で透析専門の病院を設立
して結果がよかったら中国にいくべきなのではないでしょうか。日本も高齢化により透析が必要な患者は増えていきますので需要はあるはずです。
2.現在の医療事業の規模と比べて大きすぎるのでは?
有価証券報告書を見ようとホームページをみたら
なかったので(ホームページに有価証券報告書は掲載すべきだと思います。)他で手に入れて去年の有価証券報告書を拝見したのですが
現在の医療事業の規模は約9億円です。
先ほどの論文は2011年なので本当に凄ければ
爆発的に広がり日本での売上がとてつもない金額になってるはずです。しかし、なっていません。
日本で9億円が中国で500億円って結構飛躍している気がします。(本当に中国に病院作って儲かるのなら他の会社も参入していると思います。)
3.中山昌明教授
ぼくは書いた内容は素直に信じるタイプですので先ほどの論文も信じようと思ってます。ただ先ほどのIRをみましたら
透析治療には中山昌明先生が行います。と書いてあります。
あれ?先ほど論文を書かれた方ですね。と言うことは日本トリムから多額の報酬がもらえることになりますね。
こんな事は絶対にないとは思いますが、中山昌明先生は日本トリムから多額の資金を貰う見返りとして水素水に有利な論文を書いているのではないか。と邪推していまいました。そんな事はないですよね。(^0^;)
いろいろ書きましたが患者さんからすれば少しでも良くなりたいと思う気持ちは当然だと思います。その気持ちに応えられる医学になればなぁ。と心から思うのでありました。