世界中でのFA、ロボット、ロボマシンを手がけるファナックの決算です。
正直言いまして想定以上の決算のような気がします。一年前より20%ほど増えています。
売上、利益とも二年間の中では高水準ですね。
受注をみてみますとアジアの受注がかなり大きく伸びています。
FAよりも、ロボット&ロボマシンが好調です。
短信の説明文もこれからも続くと書いてありますし、それなので上方修正をしているはずですし、
商品&仕掛品が増えていますので2Qの決算も問題ないような気がします。
今回の決算を一言で言うと
「チャイナショック前に戻った。」
と言うことになるのでしょうか。
もちろん「ファナックの業績が良くなる」ということは「工場での人間の仕事がロボットに変わる事が多くなる。」ということですので、工場の雇用がどうなるかはわからなかったりするのですが。。。
アジアの話に戻しまして、上海総合株指数からみても悪い感じはしません。
ファナックは世界の景気の一部を表しているのには間違えありませんので、この安定が続くことを心から願うのでありました。