ネクストーンが決算を発表しました。星野源さん・米津玄師さんなどの著作権管理をしていますね。
進捗率で見たら利益が少し遅い気もしますが問題のない決算に感じます。
主軸である著作権管理事業は ストリーミング配信拡大の影響があると書いてあります。
資料ではイベントが中止になったりCDのパッケージが売れない−マイナス、とサブスクのプラスは同じ影響と書いてあります。
それは版権管理の仕事と言うのも要因になりそうです。 ではそのストリーミング配信事業について詳しく見てみますと
前年度は著作権管理が76億円ストリーミング配信は46億円。37%がストリーミング配信になっていますが
今回の第一四半期は著作権管理が19億円ストリーミング配信は14億円。42%がストリーミング配信になっていて会社におけるシェアが増えています。
そして一般社団法人 日本レコード協会によりますと2021年1月から3月で前年同期比28%増も増えています。
どのサービスが勝つかは置いておきまして、業界全体が伸びていますね。
ただ、まだアメリカと比べて全然利用者がいないので、しばらくは問題ないと思いますが、伸びしろ・成長鈍化がいつくるのか。ということと。
ネクストーンの資料にも書いてあるとおり、去年は星野源さん・米津玄師さんなどの人気アーティストがサブスク解禁したたため一気に原盤数が増えましたが、これから大物のサブスク解禁には限りがありますので去年みたいな原盤数の伸びがないのは気になるところです。
とはいえ、良い事以外に注意事項もしっかり掲載されている資料には好感しますね。(株価とは別の話です)
これからの成長が楽しみですね。