日産車が日本で大ヒット!
という話はあまり聞いたことがないのですが
日産の業績は好調そのものです。
それなので調べてみましたら
日産における
日本の割合を調べてみましたら販売実績はわずか10%です。
世界中でまんべんなく販売しています。
その傾向は徐々に高まっていまして10年目前と比べまして10point程高くなっています。
ここで見てみますと
世界で売れている車がまったく違っているというのがわかります。
■日本
日本はDAYZ、ノートと小型車が上位を占めています。
DAYZはみるからにかわいらしいです。
■アメリカ
アメリカはアルティマ、ローグと上位を占めています。
どちらも日本で発売していないのですが
アルティマは日本でいうティアナです。
かっこいいセダンですね。
(ローグは日本で言うとエクストレイルです。)
なぜアメリカは日本と名前を変えているのかちょっと気になります^^;
■中国
中国はシルフィがダントツ一番になっています。
シルフィはアルティマよりは小さめのセダンです。
ここからは考察なのですが
車の値段は アルティマ>シルフィ>DAYZ です。
この人気順はもしかしたら収入別なのかなぁ。という事を考えてしまいました。
世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキングですと
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
アメリカ 11位
日本 27位
中国 80位 です。
アメリカより日本の方が裕福です。
それをいったら日本より中国の方が裕福ではないかということになるのですが
中国は貧富の差が激しいとききますし、人口が多いので上位1割だけでも1億人以上の人口になります。
日本人は「燃費を気にする」といった理由で軽自動車が売れていると思っていたのですが
でも、「燃費は大切!」という理由でしたら
ここまで原油安ならもっと大型車が売れてもおかしくありません。
そうなると、若年層が昔に比べてお金を使わなくなったというのもあるのかもしれませんし
年金や利子で老後は安心!といった時代もなくなったわけですし。。
答えは見つからないのですが
世界では軽自動車は売れていなくて日本でだけ売れているというのは不思議に思うのでありました。
あと、日産は世界に工場がありますので
トヨタやマツダに比べて為替の影響がありません。
ドル円が10円円高になりましても誤差とは言いすぎかもしれませんがすごい影響力があるわけではありません。
ということは
日産の業績は世界の景気指数として使えるのかもしれない!
と一瞬思ったものの。
それは日産の製品が上にも下にも変わらない。
といった前提になってしまいますので
一瞬でそれは無理かもと思ったのでありました。^^;
国別ランキングがまったく違うということは
そういったらラインナップを揃えれるということですので
そこが日産の強みなのかもしれませんね。