10年後の住居は
スマートホームとそうでないもので、
ガラケーとスマホの違いくらいに区別される時代が来るのかもしれないと思っています。
ネットの力で便利になる(その対価が高価ではない)のなら選ばれない理由は何もないからです。
システムソフトの株価があっという間に三倍になりました。
さくらインターネットとのHomeIoTに特化した合弁会社設立を好感されています。
まずはスマートロックを提供するとのことです。
現在発売されているスマートロックのサイトを見てみますと
スマホが鍵になり、鍵の複製とか使用期間を限定もできます。
確かに普通の鍵より便利な機能が多くインターネットの進歩が成し得る鍵といえますね。
システムフソトはアパマンショップの子会社ですので、
取り替える鍵は山程ありそうですのでうまくいけば業績はものすごく上がると思います。
と、書きつつも、
株価はまだまだ相場が続くかもしれませんが、
売上に関しましたらそこまでの成果がでないのではないかと思いました。
アパマンショップの掲載数は150万以上の物件数を持っています。
これだけがいきなり変わったら神風で株価が100倍でも良いと思うのですが
実際はそうではありません。
なぜなら、これらはアパマンショップ自身で保有している物件はないということです。
あくまで情報掲載事業です。
「情報掲載のために私達の鍵に変えてください。」なんて言おうものなら
掲載されるものもされなくなり仕事がなくなってしまうと思います。
ただ、サブリース・賃貸管理事業の物件はリフォーム時にスマートロックにする事は可能です。
だいたいアパマンショップは合計66000件ほど管理しています。
しかし、今契約中の物件で「鍵を変えてください。」とは絶対に言えません。
契約が終わった時に言います。
ガベージニュースによりますと平均入居期間はだいたい4年くらいかと思います。
http://www.garbagenews.net/archives/2123347.html
そうなると1年で変更できるのは66000戸/4年=16500戸となります。
鍵の値段はいくらかわかりませんが
先述のスマートロックは18000円です。
そうなると年間売上は18000円☓16500戸数=2.97億円になります。
この利益分は売上の3割程度と仮定しまして
それをシステムソフトとさくらインターネットで分けるのですから
2.97億*30%÷2等分=4455万円になります。
4400万円はシステムソフトの業績にプラスになるものの
株価が3倍を許容はちょっとむずかしいのではないかと思いました。
ただ、こういったニュースを見ていたら未来は変わらないようで少しずつでも進歩しているように思いました。
近未来は楽しみでありたいですね^^
追伸
アパマンショップが管理していない物件への販売での売上というのも
期待できるかと思いますが、それはライバル会社との競争となります。
この競争に勝つかどうかは今の段階では商品が出ていないのでなんともいえません。^^;
(第2・3の商品というのもあるかと思いますが、こういうのも商品の具体的なものがでないとなんともいえないですね^^;)