コラム

2024年8月の投資環境をセクター別ランキングで 振り返る

以前は個別銘柄について様々なブログを書いてきたのですが、最近はIRセミナーを主催していると書く気持ちが薄れてしまいます。しかし、記事を書くことで調べたり学べることも確かです。そのため、不定期ではありますが再開したいと思います。noteでは市場以外の話題を扱っているので、こちらでは株式に関する話題を中心に取り上げていきますね。[しかし不定期]

8月の相場

今見ても心臓に悪い相場です。一ヶ月前とほぼ同じ(でも円高にはなっている)のが、珍しいレアケースになっています。

 

セクター別ランキング[一ヶ月]

プラス

マイナス


この1ヶ月間の産業別パフォーマンスを見ると、非常に興味深い傾向が浮かび上がってきます。
まず目を引くのは、パルプ・紙産業が13.18%という高い上昇率を示していることです。これは北越コーポレーションの影響が大きいのでしょう。
一方で、金融関連セクターの低迷が顕著です。保険(-8.5%)、銀行(-7.48%)、その他金融(-6.09%)といずれも大きなマイナスとなっているのが気になるところです。

製造業系のセクターも苦戦しているようです。ゴム(-6.95%)、造船(-6.67%)、機械(-5.96%)など、軒並みマイナスとなっています。一方で、ガス(7.9%)や電力(5.32%)などのエネルギー関連セクターは比較的堅調です。

小売業(6.05%)も好調なのが想定外なのですが、ファストリ・7&i(買収)・ニトリ(円高)と大型に好調なのが好調だったからというのが大きいのかもしれません。

そう考えてみたら好調はセクターが好調というより銘柄の要因が大きそうですね。

 

追伸 久しぶりに書くとただでさえ文章力ないし企業を調べるわけでもないのでむずかしい。。。少しずつ形が見えてくるのかな。(しかし不定期で続けられるのか未定)

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