徹底比較!投資用マンション銘柄[グローバル・リンク・マネジメント,フェイスネットワーク,デュアルタップ,グッドコムアセット]
よく携帯に投資用マンション買いませんか?と電話がかかってくるのですが、そのたびに
「そんなに得なら自分ですればいいのではないか。」
と思うのですが逆の立場でみますと
「得です。しかし企業としてはマンション販売し続けた方がさらに得です。」
というところなのでしょう。
マンションは単価が高いので上場企業も多いです。
ということで、2016年以降に上場した投資用マンション銘柄をくらべてみました。
比較銘柄
グローバル・リンク・マネジメント(3486)
フェイスネットワーク(3489)
デュアルタップ(3469)
グッドコムアセット(3475)
2015年にはTATERU、プロパティエージェントなど
様々な企業が上場していますがとりあえず2016年からということで。
(これでなにか抜けていたらごめんなさい。悪気ないです。←そこがさらに悪いことだったり^^;)
◆売上、経常は来期見通し、BSPは前期の結果より計算しています。時価総額はブログ記載時のものになります。◆
1.時価総額と経常利益をくらべてみました。
時価総額 グローバル>グッドコム>フェイス
経常 フェイス>グッドコム>グローバル
なのは興味深いところです。
ホームページをみた感じではグローバルリンクがITに絡めていろいろしているのではないか。という雰囲気はありますね。
2.PER、PBRをくらべてみました。
グローバル・リンクがやや人気。
フェイスネットワークがやや不人気になってますね。時価総額と経常からの流れが続きます。
とはいえ、PBR2を超えているわけですので一時期に比べたら認められているような気もします。
3.ROA、自己資本比率をくらべてみました。
自己資本比率が高くても30未満ですので、どこも積極的な経営になってますね。
ROAに似たような推移になっています。
4.増収率と経常増益率をくらべてみました。
真っ先に思ったことは、「グローバルリンク以外は売上が伸びているわれには利益がそんなに伸びていない。」ということです。
そのグローバルリンクも今期は控えめな数字。これは上方修正のための控えめの数字なのか。それとも。。。
5.ROEと経常/売上をくらべてみました。
フェイスネットワークのROE、経営/売上が高くなっていますね。
マンション銘柄の経常/売上が高いというのは
■購入希望者を探すのが上手い
■原価が安いのを高い値段で販売している
どちらなのかは原価とか販管費を調べてみないとわからないですね。
まとめ
かぼちゃの馬車事件で銀行の貸し渋りがあったらどうしよう。というのは置いておきまして
グローバルリンク・・・4社の中では優秀な数字です。ネット広告でセミナーへという集客が上手いのでしょう。
フェイスネットワーク・・・4社の中ではグローバルリンクと似た数字をあげているのに明らかに評価の差があると思います。(ただ、これはすべて今期見通しどおりという前提なのですが^^;)これが「割安放置のお買い得」なのか「フェイス特有の問題」なのか気になるところです。ホームページを不動産テック全開にしたら評価されるかな!?
デュアルタップ・・・4社の中では規模も数字も今のところ今一歩にみえます。ただ上方修正すれば数値も良くなりますので4Qに期待です。
グッドコムアセット・・・4社の中では平均的な数値にもみえますが、下がったときはQUOカードによる優待利回りがかなり効きそうです。あと、1Qが良かったので今期は期待して良いのかな!?
どの企業もこれからも頑張ってほしいですね
追伸 ちょっと微調整したのですが、書いてから「売上の項目がないことが気が付きました。」次から復活させます。
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