はじめに「インフォコムがはいっていないではないか。」という指摘を受け確かに業界トップ級をスルーするのは良くない。と思いまして加筆しました。
電子書籍につきましては
違法サイトを取り締まった後の決算がとても気になっています。
言うなれば、泥棒からただでみせてもらっていた人は今後買うのか買わないのかがわかるわけです。
その答えがでる前に電子書籍銘柄をくらべてみました。
比較銘柄
ビーグリー(3981)
パピレス(3641)
イーブックイニシアティブジャパン(3658)
インフォコム(4348)
販売店でまとめてみました。
電子書籍ということでしたら
メディアドゥ、カドカワ、アルファポリスなども候補にあがりますね。
インフォコムは売上の6割くらいは電子書籍以外(あとで書きます。)なのですが
業界首位級です。「電子書籍事業だけ調べてほしい。」というのもありますがインフォコムの電子書籍部門だけで株は買えませんので、そこは各自でということで^^;
◆売上、経常は来期見通しより、BPS,PBRは今期実績より計算しています。時価総額はブログ記載時2018/6/6のものになります。◆
1.時価総額と経常利益・売上をくらべてみました。
インフォコム凄いと書いてみましたが
前期の電子書籍事業の売上をみてみましたら200億円ほどありました。
パピレスの前期売上が162億円ですのでインフォコムのほうが規模が大きいですね。
パピレスは三社の中では売上も利益もでていて
ビーグリーや利益の割には時価総額低いのかな?
イーブックは売上の割りには利益がでていませんね。
2.PER、PBRをくらべてみました。
イーブックは利益率が良くなれば業績がよくなるということでPERが高いのかもしれませんね。
その他3社は パピレス>インフォコム>ビーグリーとなっています。
3.ROA、自己資本比率をくらべてみました。
どの企業も自己資本比率が高いですね。ビーグリーとパピレスは似たような数字です。
インフォコムは漫画事業以外の事業も良いですね!
4.増収率と経常増益率をくらべてみました。
イーブックの前期増益率は1400万→2億6100万とほぼ20倍です。グラフ省略しています。 パピレスの増収率鈍化がどこでとまるのか。またビーグリーとパピレスの人気の差は過去の増収率の差なのではないか。と思うのですがどうなのでしょう。。。
5.ROEと経常/売上をくらべてみました。
ROA同様にROEもビーグリーとパピレスが競っています。
まとめ
ビーグリー(3981)・・・数値だけみたら2社に比べたらかなり割安にみえます。しかし、ぼくはまんが王国を使った事がありませんので使ったらわかるのかもしれません。
パピレス(3641)・・・数値だけみたら成長鈍化は気になるものの、実力伴った人気株なのはわかります。といいつつ、電子書店パピレスを利用したことがありませんので本当の人気の秘密はわかってないのかもしれません。
イーブックイニシアティブジャパン(3658)・・数値だけみたら売上はあるものの稼ぐ力が弱いようにみえます。その弱点がなくなった時に株価は別ステージにいくのかもしれません。ただ、ぼくはeBookJapanを利用したことがありませんので詳しい事はわかっていないのかもしれませんね。
インフォコム(4348)・・・電子書籍事業だけでも、電子書籍以外も手堅い成長を続けています。インフォコムに限らず、エイチーム、ネットマーケティングなどまったく違う2事業を別々に投資する方法ってないのかなあ。と、できない妄想をするのでありました。そして、その電子書籍首位の秘密ってなんだろう。と思うもののぼくはめちゃコミックを利用していないのでよくわからないのでありました。
どの企業もこれからも頑張ってほしいですね!