新興・中小型株分析

会社四季報2018秋号発売記念四季報トーナメント上位銘柄を分析しました (Part2 ベスト4編)


旬のときに書かないといけないのにも関わらず
遅くなってしまいすみません。

ということでベスト4です。
準決勝


決勝


前半を先に読んでくださいね。

会社四季報2018秋号発売記念四季報トーナメント上位銘柄を調べてみました (Part1 ベスト8編)。

比較銘柄

三機サービス(6044)・・・厨房や冷房などのメンテナンス請負
システム情報(3677)・・・金融向けのソフト請負
プレミアグループ(7199)・ディーラー向けの自動車ローン
ミズホメディー(4595)・・インフルエンザの薬などの医薬品

◆売上、経常は来期見通しより、BPS,PBRは今期実績より計算しています。株価(時価総額)はデータ入力時(2018/ / )のものになります。また今期予想非開示の場合は、売上・配当→昨年度実績を代用、また営業・経常が片方が示されている場合どちらかを強引に代用します。(強引なルールですみません。勝手に増収とか増配できないです。。。)◆

1.売上推移、経常推移をくらべてみました。


ジャンルは違うもけどどの企業も素晴らしい伸びの推移です。

2.売上営業利益率をくらべてみました。

プレミアグループが今期利益率が悪くなる要因ってあまり思いつかないのですがどうでしょうか。

またミズホメディーの利益率向上とても目立ちます。

 

3.時価総額と経常利益をくらべてみました

どこも10億近い経常を上げていますね。

4.PER、PBRをくらべてみました。

どの企業も高PBRです。PERは高いけど35以下というのは投資家に人気というのも納得です。

 

5.ROA、ROE、自己資本比率をくらべてみました。

どの企業もROE25超えています。

 

6.配当利回り、配当性向をくらべてみました。

どこも1%近く配当があります。利益が伸び続けたら増配も期待できそうです。

 

まとめ

三機サービス・・・セブンの保守を受け持つ事になって業績の伸びが加速しています。

ただ来期は現在の深掘りor新規開拓がどこまで進むかが鍵になりそうです。とはいえ参加サービスはここ数年上方修正していますので今期も控えめ予想なのかもしれません。

システム情報・・・先日上方修正を発表していますね。

売上のメインは保険で

第一生命の事かと思います。

まだピークアウトではなさそうですが、保険のピークアウトする前に違う案件が柱になれば強そうです。(システム系の分析が苦手でゴメンナサイ。)

 

プレミアグループ・・・自動車ローンの残高が増えていますね。

今のところローン払えない人があまりいない&取扱店舗数を増やしていますのでまだまだ業績は好調で良いと思います。
あえてPBR的に気になる事を書きますと「のれん」「無形資産」が多いので実際のPBRはもっと高めなのかもしれません。

ミズホメディー・・・インフルエンザが流行すれば業績が良くなるイメージだったのですが、関係なく増収増益を続けている優良企業です。

遺伝子検査キットの新工場も決定していますので今後も安定的に成長しそうですね。

 

 

今回の上位を見てみますと
◆安定成長・配当・高ROE
◆ストックビジネス
◆3ヶ月前より株価が高い

という共通点がありそうです。

どの企業も手堅いビジネスモデルなので6ヶ月前も6ヶ月後も大きく事業が変わるとは思えないのですが、今回株価が上がってきたので人気が加速しているのかもしれません。また三ヶ月後が楽しみですね!

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