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トマトは所有地ではなく借りて作る。(ベルグアース(1383))

日本の農業の成長は大切。というのはとても簡単なのですが
言うのは簡単ですが実際は本当に大変です。

農業素人のぼくは「商店街がイオンに負けたのと同じように、農業もイオンみたいな企業ができたらもっともっと発達するのでは。」と
考えるのですが、そんなことをしたら既存の農業団体から反対が出るのは考えなくてもわかるわけで
そう思うと本当に難しいと思います。
難しい問題の種はなかなか解決しません。

野菜などの種や苗木を販売しているベルグアースはタイの財閥との業務提携で株価が大きく動いています。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11518260Q7A110C1LA0000/

早速タイの財閥のホームページを見たのですが

http://www.cpthailand.com/default.aspx?tabid=88

国王みたいな人が出てきて

全編タイ語なのでよくわかりませんでした。

英語バージョンもあるのですが英語が詳しくないのでよくわかりませんでした。
こういった時に英語勉強したくなりますね。

まあ、このニュースは日経のフライング報道なので
しっかり発表されてから考えるとして

ベルグアースについて調べて見たいと思います。

ベルグアースは様々な苗木を販売しています。

品目別ですと

一位■トマト
二位■キュウリ
三位■ナス
となっています。

タイのチャロン社が目をつけてもトマトおかしくないですね。

さて、有価証券報告書を見てまますと、
ベルグアースは以前「農業生産法人」だったため上場できなかった。
そのためにベルグアースを造ったと言う過去があります。

で、さらに見て見ますと

一般企業は農地の取得はできないけど借りてならできると書いてありました。

H21農地法改正までは参入もできなかったみたいですね。

借りている法人は5年で面積も法人も8倍ほどになっていますので参入メリットがある施策のようですね。

今回調べて初めて知った、農業素人のぼくとしては
「借りると土地の料金を払わないといけないし別会社で農業生産法人作るのは手間がかかるのだから、土地を買っても農業OKにしてもいいのでは。」とか
「資金調達がもっとしやすくなると農業ももっと大きくなるのだから農業生産法人でも上場オッケーになればいいのでは。」と思うのですが
そうならないと言うのは色々な制約がある業界なのかなとも思います。
とはいえ農業は必要不可欠なのは間違い無いのですのでこれからも発展してほしいですね。

追伸

ベルグアースは優待でメロンがもらえるのですが

文字を見るだけでメロン食べたくなります。。。

    

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