新興・中小型株分析

住石ホールディングス(1514)とオーストラリアの炭鉱。そしてその親会社。

配当金だけで生活できてご高齢の方とお話ししたことがむかしありまして

その時に「なぜ数パーセントの配当金で生活できるのか?」と考えた事があります。

しかし、よくよく考えたら安値で株を買う→増収増益増配を繰り返す。 と配当は買値に対して数十%という場合もあるわけですね。

 

石炭の輸入業などを行ってます住石ホールディングスは

保有しているオーストラリアの炭鉱株の配当金が想定以上ということで

株価が大幅に上昇しています。

確かに石炭の価格が去年後半から上がってますので業種も復調しているのかもしれません。

 

実はオーストラリアの炭鉱の配当金は5ヶ月前にももらってまして

受取配当金に計上されてますね。

で、今回は11.2億ほどもらえますので

1Qの配当金をあわせますと19億円ほどになります。去年は3.7億円ほどなので5倍以上の配当金になります。住石ホールディングスの規模から考えたら結構大きな金額ですね。

ここでふと疑問が浮かびます。

◆いきなり配当金5倍って異常ではないか?

◆なぜ12月決算から6月決算に変更したのか?

ということです。

どちらも確実にこれだよ。というのはわかりませんが調べてみました。

有価証券報告書をみてみますと

◆ワンボ炭鉱の親会社のピーポディは2016年に民事再生法適用で最上場を目指している。

と書かれています。

では、ピーポディはどうなったかみてみますとYahoo!ファイナンスをみてみましたら今年4月に最上場しています。

ということは

今期は

業績好調+最上場を果たしたので去年と比べて高配当ということですね。

ホームページをみてみましたら

NEWが強調されています。

そこにオーストラリアの炭鉱の画像があるのですが炭鉱以外なにもないように思えます。

石炭は言うまでもなく価格に左右されますので、これからも色んな山があるかと思いますが、クリーンエネルギーを訴えても人口が増えて経済が発達するのなら石炭はこれからも需要が増していくと思いますので、これからも生活の支えになってほしいですね!

 
 

   

-新興・中小型株分析