ゲーム株分析

DeNA(2432)の株価とベイスターズと現金について分析しました

2016/09/21記述

 

現在の日本は

A:少子高齢化なのでこれ以上の成長は無理!だからお金の価値観にとらわれず身の丈にあった考えを持とう。
B:成長は無理ということはない!試行錯誤してこれからも成長する!

という二種類の考えがあると思います。
実際本屋さんにもこのような本が平積みされています。

で、ぼくはどちらかと言いますともちろんBです。
Aを言う人は自分の人生が日本の一番いい時で、もっと成長するのを面白く思っていない方ではないかと思っています。
実際世の中を面白くするのはどう考えてもBです。

で、ぼくは名古屋に産まれたためドラゴンズファンなのですが

先程の考えでわけると

親会社が

A:中日(ドラゴンズ)
B:DeNA(ベイスターズ)

という考えをもっているよように思えてきて

正直ベイスターズがドラゴンズに勝つのはこれからも

中日が親会社でいる限りずっと続くのではないかと思います。
ファンとして悲観的すぎますね^^;

そんなことを昨日の三浦投手の引退ホームページで思っていました。

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DeNAのビジネスモデル

さて、ベイスターズを買収したときのDeNAはモバゲーが下落途中でジリ貧ではないかということでしたが
現状はジリ貧にはなっていません。
ということでDeNAはについて調べてみました。

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売上・利益とも半年前から反転しています。

やはりベイスターズ(スポーツ)の売上はしっかり伸びてまして今期黒字化もありそうです。

セグメントで見てみますとゲームの微減をベイスターズでカバーしていますね。

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と、なりますと2Qまでは好調ですが野球のオフシーズンの3Q,4Qは良くない可能性があります。。。。

と書きたいところですが4Q以降はスーパーマリオランがありますので良い可能性もありますね。(マリオランは後述しますね。)

DeNAのPERは(2016年Ver)

さて、DeNAも業績予想を非公表としていますのでPER探偵(毛利小五郎レベル)のぼくはDeNAのPERを調べてみました。

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現在は時価総額が5700億で

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最終利益の直近が50億なのでこのレベルが続くのでありましたら

50億☓4=200億の純利益になりますので 5700億/200億=PER28.5です。

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ただ、これはスーパーマリオランを一切入れていません。

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発売されたら全世界的にダウンロードされるのはなんとなく想像できるのですが

スーパーマリオランが人気が出たらどうなるのでしょうか。

正直予想は難しいと思います。^^;といいますのも

◆ポケモンGOみたいに課金要素少なめ。
◆グランブルーファンタジーみたいに課金要素多め。

によって、まったく意味合いが変わってくるかと思います。
マリオランは多分正直VRではなく普通のスマホゲームですのでポケモンGOみたいな革新的なものはないと思うのですが
マリオが課金要素強めだったらモンストもびっくりの利益がでるかもしれません。
「マリオが課金なんて!」と思うかもしれませんがDeNAは課金要素強めのゲームを作るのが得意な企業なのは疑いようがありません。^^;

ちなみにモンストレベルのヒットになれば

ミクシイの業績は4半期で150億レベルですので
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もしかしたら来期のDeNAは純利益が(50+150)*4=800億になり
5700億/800億=PER約8になるのかもしれませんね。

ただ、マリオランは任天堂との協業ですので全部売上にはなりませんので、ちょっと持ち上げすぎたかもしれません^^;
(と書きつつもダウンロード数は全世界を相手にしますのでモンストを超える可能性は多々あると思います。)

あと、DeNAは最近協業で上手くいっているのは間違いありませんので(FFRK,グランブルー)マリオランがコケるというのは考えづらいのではないかと思います。

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DeNAはモバゲーで上場と思っていたのですがモバゲーは上場後なんですね。

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10年後のDeNAも今では想像していない事業をこれからもしているのかもしれませんね。

 

追記 2016/9/21 PM20:24
三浦投手のページを改めてみてみましたら早速グッズ販売がされていました。
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引退記者会見から翌日にはグッズができるのはドラゴンズでは聞いたことがありません。
記者会見によりますと引退を決めたのが9/16夜ですから3日でホームページ作成。
4日でグッズ販売。

すべての面でチーム運営はDeNA>中日なのではと思わせてくれる出来事になりました^^;

 

2018/01/06 追記の追記 タイトルリニューアル

 

1年半前に書いたブログを読み返して

中日とDeNAの関係が全く変わっていないのがわかり悲しい限りです。

あと、思った以上にマリオランが人気がなかったのはちょっとびっくりでした。

「ゲーム機用ゲーム」と「課金用スマホゲーム」は「野球」と「サッカー」くらい制作ルールが違うのかもしれませんね。

DeNAの業績は(2018年1月Ver)

2017年のDeNAをみてみますとメインのゲームは変わらずECと新規事業が減収になりベイスターズはさらに利益が出るようになり上方修正の要因になっています。

稼働率96%というのはほとんど満員です。うらやましい限りです。ドラゴンズファンですがゾンビネーションでヤスアキジャンプしたくなります。あの一体感ほんとに凄いですね。

正直株価はモバゲー時代の利益を超えれないこともあり

株価はその時からはあまりパットしていないような気がします。

そうなると

■新しいゲームのヒットを作る

■ゲーム以外の事業が育つ

が必要になりますが、DeNAの現状のゲーム事業が結構大きいのでどちらも難しいのかもしれません。

ただ現在980億円ほどの現金を保有していますので

それでうまくM&Aをしたら面白いのかもしれません。

どちらにしろ本編でも書いたとおり10年後はまったく違う事業をしていてもおかしくないですね。楽しみにしています!

 

 

   

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