ゲーム株分析

ポケモンGOによってマクドナルド(2702)の株価のPER467は正当化されるのか。

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株式市場はポケモンGO中心にまわってますね。

2016年にポケモンフィーバー再来とはピカチュウもびっくりです。

 

そんな中日本マクドナルドがポケモンGOとコラボを発表しています。
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考えるに
街にポケモンを探しに歩いていたら
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マクドナルドにはポケモンが必ずいるので訪れて
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ポケモンをGet!

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おいしいハンバーガーをGet!

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ということですね。

これでしたらどの企業もNianticに多額の資金を払ってでもコラボしたくなると思うのですが日頃ポケモンとマクドナルドは結びつきがあるのでまずできるわけですね。

株価は三年間のボックス上離れなので強いかもしれませんが

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冷静に考えたらマクドナルドのPERは2016年7月20日時点で462倍です。時価総額4670億円です。

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少し高い気もします。

とは言っても

『おい!yama!ポケモンポケモン言ってれば業績は関係なく上がるんだよ!』

とか

『もともと株主優待がマクドナルドは人気なので関係ないのでは!』

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とも言われてしまいそうですが、ポケモンGOによって適正になるかもしれません。
なので少し調べてみました。

こちらがマクドナルドの業績です。
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赤字が続きますがだんだん改善されている感じはします。
既存店の売り上げが改善しているので利益も改善で黒字転換も間もなくありそうですね。
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で、ハンバーガー業界だとどれくらい売上営業利益率が上がるのだろうか。と考えて
ライバルの好調モスバーガーを調べてみました。
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これでみますと売上営業利益率が8%くらいになっています。

そこで勝手にポケモン効果で

■既存店の売り上げが30%ほど増える
■売上営業利益率が8%になる

という仮定を立ててみますと

四半期の売上 52,199*1.3=67858百万円
四半期の営業利益 67858百万円*8%=5428百万となり

年間の営業利益が  5428百万*4=21712百万円となります。

そうなった場合マクドナルドは前期まで赤字なので
税金がいらなくなる可能性がありますので

営業利益=経常利益≒純利益と可能性がありますので

純利益が21000百万円程度期待できます。
そうなった時には

PERは467ではなくてPER21.8(4670億/210億)になりますので
普通に許容できる現状の株価になりますね。

まあ、これは完全に絵餅の話で

■ポケモンだけで既存店30%UPってあるのか?
■30%上がったとしてもモスバーガーみたいな売上営業利益8%ができるようになっているのか。

は、筆者自身よくわかっていないので数字遊びとしてとってくれたらなぁ。と思います。

1つのゲームで世界が変わる瞬間って無駄にワクワクしますね。
これでまさかの日本だけポケモンGO大失敗ということ(なさそうですね。^^;)がなく
経済が回ってくれたらなぁ。と思うのでありました。

  

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