新興・中小型株分析

自己資本比率3.3%は安定した基盤!?(トラストホールディングス 3286)

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銀行の金利は最低を更新しています。
国債の金利が上がらなければ
国としても利子を払う金額が少なくなりますので
今の施策ではなかなか上がりません。

とはいえ、ぼくは株でいいと思ってるのですが
冒険したくないという人もたくさんいます。

そう思ってたら
トラストホールディングスで
みんなで駐車場のオーナーというのを見かけました。

http://www.trust-ap.co.jp

駐車場の小口オーナーになろうということですね。
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今回募集しているのは四都市の駐車場のまとめた小口オーナーになりませんか?ということです。
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結構大きな駐車場にみえます。

ということはたくさん使われそうな感じがしますしいいのかなぁ。とも思います。

しかし、先日このファンドが売れないということで下方修正をだしています。

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なぜ売れないのだろうかと考えたところ
トラストホールディングスの財務が悪すぎるところがあると思います。

自己資本比率3.3%というのは正直厳しいです。
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現金は20億で
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借入金だけで100億円あります。
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銀行が回転資金貸さなければ一瞬で厳しくなると思います。

もちろんトラストホールディングスが倒産すると駐車場に出資したお金は戻ってきません。説明を読みますと
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安定した基盤で堅実な経営とのことです。

自己資本比率3.3%は安心した基盤とは言わないと思います。

人からお金を集める前にすることがあるのではないかと思うのでした。

追伸

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先ほどの下方修正でお金が集まらないので五億も利益が減るということは思っている以上にトラストホールディングスの経費に回ってるのではないかと思うのでした。4.3%って駐車場の利回りとして低いですよね。

 

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