ipo分析

従業員が5年間で20%減った理由を考える。(昭栄薬品3537)

株はリターンとリスクは隣り合わせのもので
リスクを取りたくない人はリターンを捨ててでも株はしないと思います。
それが間違ってるとか正しいというのはないので個人の考えでいいかと思います。

これは株の話ですが
似たような話です。

昭栄薬品は薬品会社と思いきや問屋さんです。

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脂肪酸や脂肪酸アミンなどを仕入れて販売しています。

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仕入れの大半は花王で4割は花王から仕入れています。ということは花王商品の販売店と言ってもいいのかもしれません。

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ところでこの五年間で

普通にはない現象で従業員数が
2011年 71人
2015年 57人

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と、現象しています。

一概には言えませんが従業員数が減っていて会社が好調というのはあまりないかと思います

で、なんでそうなってるのかを考えたらもしかしたら(あくまでも妄想ですが)従業員は現状で満足しているのではないかと思うのです。
従業員の平均44歳で平均年収750万円です。
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その待遇で長くいると

◆リスクをとって事業を大きくしたい
◆現実維持がいい

という選択肢で
かっこいいのはリスクとるほうだとは思いますが、もしこの条件が続くと考えるのならば、なかなか冒険ってとれないと思うのです。相当なひっぱるリーダーがいない限り現状満足です。

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実際に事業撤退が多いので厳しいのかもしれませんがもう少しなにかできたのではないかと思うし、事業拡大の予定がないのに上場したら、今日から買う株主さんがかわいそうです。

ただ、世の中の事のほとんどで『現状維持がいい。』と思って現状維持になることはあまりないと思います。それは微減かと思います。(^_^;

もちろんそういうことは考えてないと思いますし、ニッチな産業で面白いと思うので頑張ってほしいです!

 

 
     

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