バロックジャパンリミテッドのビジネスモデル
服屋さんの上場ですね。
TOKYO BASEの時も思ったことなのですが
おしゃれに無頓着の自分にとって
バロックジャパンリミデットの価値を正確にわかれないのは書いていて申し訳なります。
バロックはMOUSSYを初めとして
BLACK BY MOUSSY
AZULなど
など様々なブランドを保有しています。
前期までで479店舗展開していまして
来季以降も40店舗程度の出店が予定されていますので10%程度の増収がこれからも見込めそうですね。
バロックジャパンリミテッドとカリスマ店員
ところでstockvoiceのインタビューをみましたら
社長が「我が店はカリスマ店員がいるから販売力がある」と話していました。
確かにまとめサイトにも掲載されてますし
モデルさんみたいな店員が紹介されています。
そこで1つ気になることがありまして
それは『カリスマ店員はカリスマレベルのお給料をもらってるのだろうか。』ということです。
バロックの役員は一人当たり2000万円ほど
もらっています。(これは別におかしくない水準かと思います)
では、社員の平均年収はいくらになるのでしようか。
調べてみましたら平均年収330万円と書いてありました。
もちろんこれでカリスマだけ高いという可能性はあるのですが
採用欄を見てみましたら
普通のスタッフは契約社員で年間300万あればいいかなっといった感じで
店長ですと最大500万あればいいかなっといった感じです。
別にバロックの給与が他のアパレルと比べて安いとかそんなことは思わないのですが
ただ「カリスマ店員」でも「カリスマモデル」でも「カリスマブロガー」いいですが
日本は「カリスマ」というけど「カリスマの価値」が昔に比べて低くなったなぁ。と思うのです。
(似たような事で広島の「神ってるという言葉」も神様の地位が低くなった感じがします。)
時代の流れなのかもしれませんが
崇める対象の言葉が使われる人に対してはそれ相当の地位でいられるような社会のほうが
ありがたみがよく感じられて良いのではないかと思うのでありました。
追記 2018/01/10
それから中国事業はいい感じなのですが国内事業の既存店は正直イマイチのように感じます。
なんでかなぁ。
と考えた時に、ぼくは「カリスマ」という言葉の違和感の謎に気がつきました。
といいますのも
「人気あり尊敬される存在がカリスマではなく、少なくともその状態を5年以上人気が継続するのがカリスマの最低条件」
なのではないかと。
どのようなアーティストでも「1年でカリスマ」というのはありません。
長年の継続した活動により「自分以外の人が」カリスマと呼ぶのではないか。。。。と。
そうおもったらバロックのカリスマ店員はほんとうにカリスマだったのだろうか。
と思うのでありました。^^;