ロコンド(3558)の決算の感想 返品無料の靴屋の評判(業績)を調べてみました
返品可能の靴屋さんロコンドの決算です。
Number 001 2017.04.11 決算発表
今期から黒字転換しました。
去年に比べて返品率が少なくなったので取扱高の伸び以上に成長していますね。
さて、来期の予想ですが3.8億円の純利益予想ですが、今期も経常利益よりも大きな数値がでています。
なぜなら今期も法人税調整額によって加算されるとのことです。
法人税調整額がずーっとでるのならいいのですが、そんな事はありませんので実際は2.98×0.7=2.1億円程度が本当の実力と考えたほうがよさそうです。
とはいえ前期も30%超え成長で今期も30%以上成長です。返品可能ということはクロネコヤマトが値上げ等を行った場合同等のサービスを行えるのだろうか?という疑問は残りますが今後の行方がたのしみですね!
number 002 2017.07.13 決算発表 1Q
利益以外は好調に推移しています。
利益に関しては倉庫移転費が大きく影響していますね。
ぼくは2Qは利益が伸びるのではないかと思ってます。といいますので、1Qは倉庫移転費用がありますのが2Qは減りますし、売上はまだ伸びると思いますので成長すると思うのです。
しかし、3Qからは倉庫以外の部分で心配なことがあります。
それは10月からクロネコヤマトの値上げがあります。
そうなると、「返品自由」のロコンドの業績に悪影響をうけないのかかなり心配になります。
現在も23億円の内6億円は返品です。返品にも当然伝書鳩が運んでくれませんので送料がかかります。ロコンドだけ据え置きなら別ですがロコンドの規模で特別待遇というのは難しいような気もします。
その結果が早く見てみたいですね。わくわくしてもしなくても半年後にはわかるのですが。^^;
あと前回も書きましたが税金で利益が減るどころか増えています。
もちろん黒字が続けばどこかで終わるのですが、PERとか計算するときはそれは考慮しなくては思うのでありました。
number003 2018.01.12 決算発表 3Q
半年ぶりに書いています。
前回クロネコヤマトの影響があるのではないかと書きましたが問題なく終わりました(^^;)連続して書いてみると推理が外れることばかりというのがわかります。コナンのいない毛利小五郎レベルですね。
3Qで売上が大きく伸びて損益分岐点を超えたため大きな利益+になってますね。
3Qレベルを維持しますと経常は上ぶれするかもしれませんが、利益に関しては少し厳しいかもしれません。
後一足平均1000円安くなっているのは気になるところですね。
売れないのか、安さを武器にシェアを伸ばしているのか。ただ方針が変わらないとこの変化は産まれないはずです。
さて、今期は良いと思いますし
まだまだ成長すると思うのですが
来期の純利益は悪くならないか心配だったりします。
まずは来期大型テレビCMを行うます。
利益より広告費がかさむと思われます。テレビCMは数十億の売上の規模ではだいたい利益にマイナスになり、今後の種まきになります。
もちろん効果があればいうことないのですが、靴というのは毎月買うものではありませんのでCM中売上増えても終わった続くのかな?とも思います。
とはいえこの規模の企業であまりしないことをしてみるチャレンジ精神は
あと、前よりは普通になりましたが(^^;)それでも経常≒純利益ですので、普通になったら純利益がもう少し減るので見た目のPERが悪くなるのではないかと思うのです。
もちろんそれ以上に宣伝効果があり成長すればまったく問題ないですし、成長している間は利益が全然なくても問題ないよ。という場合も多々あります。
成長企業でイケイケドンドン(死語)ということは間違いありません。今後の展開が楽しみですね!
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