ゲーム株分析

グリー(3632)にとって「アナザーエデン」は楽園になるのか!?


ゲームを作るというのは

「モバイル用に作る。」
「スマホ用に作る。」では言語が違うレベルで仕様が違っていて
だからこそ昔からの企業がなかなか転換できない歴史があるのかな。とも思います。

しかし、変わらなければ始まらないわけで
先週発売されたグリーの子会社のRPGゲーム「アナザーエデン」がセールスランキング上位にいきなり入りました。

今月に入り株価も好調です。

動画を見ても面白そうですね。

今回は昔のクロノ・トリガーのスタッフが結集ということでも話題になっています。

それにしてもクロノ・トリガーとは懐かしいです^^;ぼくがまだ学生時代の頃になりますね。(DSではなくてスーファミです。)

現在の無料ランキングも上位を維持していますので

ユーザーが増えるとさらにセールスランキングが上がる可能性もあります。
もしベスト5に常に入るものならそれだけで時価総額1500億円ほどの価値はあってもおかしくないような気もします。
(もちろんランキングが持続できなくて下落したら元もこともないのですが^^;)

しかし、いいことばかり書くといけませんので弱点も書きますと

グリーはモバイルゲームのGREEの収益が多かったわけですので今期も含めて毎年20%以上利益が落ちていますし

すでにGREEの時価総額は既に2000億円です。


アカツキの約3倍という巨大企業ですので順位がやや良いではあまり貢献しませんし、
貢献したとしても現在の利益減少より少なかったらがっかりという可能性もあります。

では、なぜアナザーエデンを作れたかを考えた時に申し訳ないのですが
「グリーには開発資金がたくさんあるから。」

ということもあると思います。

今回のアナザーエデンは製作陣のネーミングも売りにしています。
ということは、そのためにギャラが発生します。

グリーは800億円以上現金がありますのでなんでも開発できます。

 

ぼくは「お金がある業界にはいろんなものが産まれ、より業界が活性化する。」というのは強く思っていてそれがスマホゲームなのではないと思うのです。「お金をかけずに素晴らしいもの。」というのはいうのは簡単ですが「お金をかけて素晴らしいもの。」には負けます。

そういった意味でも今回のアナザーエデンがどのような楽園になるのか楽しみですね。

     

 

 

 

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