新興・中小型株分析

値上げについて考える。(ハビックス(3895))


値上げだと家計が苦しみ。
値下げだと家計にやさしい。

そんな事をむかし考えていたのですが
冷戦に考えたら

■値上げする会社の利益向上→給料上がる→家計にやさしい。
■値下げで利益があまりでにくくなり利益下落→給料下がる→家計にきびしい。

という事も考えられます。

ただ、現状は

■利益がでる。みんな給料が上がるという時代でなくなりましたので難しい時代になったのかなとは思いますが、ただ日本の国家予算とかいろいろ考えたら

■自然とお給料が上がり、自然と物価も上がる

のが一番いいのかもしれません。

家計もぼろ雑巾を絞るほどからからではなくおしぼりくらい潤いがあるのがいいですね。

なんか変な導入部分になってしまいましたが(*_*)

ハビックスはおしぼりに使われるパルプ不織布や(クッキングペーパーにも使われています。)

オムツの原料の化学繊不織布を生産しています。

お得意様は花王になりますね。花王のオムツはハビックスの化学繊不織布を使っているのかもしれません。

さて、ハビックスは今期業績が大幅に伸びる予定になっています。

なぜかな。と思い調べてみましたら

『販売価格を修正したこと』を第一の理由に上げています。

確かに売上が伸びていますが売上原価は伸びていません。円高で原料が安くなっていることもありますが値上げが一番だと思います。

ぼくは株と同じく売買が成立するのが適正価格だと思いますので素晴らしい戦略だと思います。

ぼくが生まれていない50年ほど前は

給料上がる→物価上がる→利益上がる→給料上がる

のスパイラルだったはずで

この

物価上がる→利益上がる

の部分はこんな感じだったのかな。とハビックスをみながら思うと同時にインフレになったらすべて物価上がって利益上がれば株も上がり、より株をやってて良かったと思う日がくるのかもしれませんね。(^_^;)

     

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