新興・中小型株分析

セグエグループ(3968)の決算の感想とセキュリティーIPOについて思うこと。


FFRI,アークンなどここ数年

IPO+セキュリティー

になると
株価がPER70超えの人気化します。

バブルが良いか悪いかは置いておきまして
ぼくは正直に言いますと適正株価はさておき、FFRIとアークンには大きな違いがあると思っています。

それは

A■セキュリティーソフトを開発、販売する。(FFRI)
B■他社のセキュリティーソフトを販売する。(アークン)

では意味合いが違うと思うのです。

ドラクエで例えるなら

A■スクウェアエニックス
B■ビックカメラ

みたいな違いです。
これをひとまとめに『セキュリティ』というくくりでIPOすると人気株になるのは不思議な現象だなぁ。と思ってます。(上がった後にアークンがセキュリティー漏洩するという展開は予想できなかったです。ここのアークンは漏洩前の値動きです。)

ただ、それを言い出したら、トレンドマイクロやラックがPER40以上になってないのにセキュリティーIPOだけ上がるのはおかしいではないのか?とか別の問題もでてくるのですが深く考えてはいけませんね。(^_^;)

ということで先ほどので
セキュリティーBグループの
セグエグループが先月上場しました。

セグエグループは主に4つ会社のグループですが

昨年度61億の売上うち49億円がジェイズコミュニケーションですので、この一社の内容をみていけばイメージが掴めると思います。

ジェイズコミュニケーションは海外セキュリティーソフト製品の輸入やITシステムの構築をおこなっています。

輸入メーカーも取扱している企業がたくさんありますね。

取引先を見てみますと

日商エレクトロニクスや

NECネッツアイがあります。

これらの企業がジェイズコミュニケーションから購入しているところをみますと安定した販売網がありそうです。

ところでセグエグループの決算なのですが今期目標が68億円営業利益1.9億円で

3Qまで50億円1.2億円です。

ということは

4Q 売上18億円 営業利益7000万必要になります。

これが高いハードルかはわかりませんが、昨年度みたいですと営業利益がたらなくなります。でも、計画がこうなっているという事は大丈夫気もすると同時に大口の受注により四半期の決算が大きく動く企業になっていくような気がします。

セグエグループをみてみると爆発的というより安定した成長が見込めそうな気もするものの今のPERはセキュリティーという魔法の言葉にかかってる気もします。それがどうなるか今後が楽しみですね!

     

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