新興・中小型株分析

伊勢化学工業(4107)の決算とヨウ素と金属化合物を調べてみました

ヨウ素大手のが伊勢化学工業を発表しました。

伊勢化学工業の決算

1Qは通期見通しと比べてかなりいい数字です。

利益としてはそこまで良いわけではないのですが伊勢化学は毎年4Q(10-12月)が強いですので

https://kabutan.jp/stock/finance?code=4107&mode=k

順調と言って問題ないですね。

 

伊勢化学工業の短信の説明を読んでみました。

説明を見てみますと

■メインのヨウ素の利益率向上

■金属化合物の大幅売上増

どちらも気になりました。

伊勢化学工業のヨウ素

ヨウ素は世界の35%を生産しています。

用途としてはX戦や携帯電話など様々な事に使用されています。

縁の下の力持ちですね。

 

中期経営計画ではROEを二年後には2倍以上になるように計画しています。

計画通りになれば利益率もさらに良くなりますが、本当にうまくいくのかな?とも思っています。

 

伊勢化学工業の金属化合物

金属化合物というのは塩化ニッケルをメインにしています。

有価証券報告書にとりますと

大手顧客にJFEミネラルが増えていますので、金属化合物の売上牽引の要因の可能性が高いですね。

 

 

ただ、ヨウ素・化合物とも利用されるのはわかるのですが、今後の需要が旺盛が続くのかわからなかったので、そこがわからないと評価を素直に受け取って良いのかわからないのでありました。自分の勉強不足を痛感します。

 

ただ商品は増えていますので直近の需要は問題なさそうです。

これからも楽しみですね

 

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