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東海カーボン(5301)の黒鉛電極・カーボンブラックとシェアを短信・資料・有価証券報告書で分析しました

黒鉛電極・カーボンブラックを製造する東海カーボンについて調べてみました

ビジネスモデル

黒鉛電極は電炉で鉄を精製するのに使用していまして

直径32インチとは結構大きいですね。

またカーボンブラックはタイヤの強度をアップするのに使います。

直近は

■販売価格UP

■数量UP が業績が伸びています。(2018.4Qは予想)

黒鉛電極は2018.7 1Qは1.4億→2018.3Q 174億という凄まじい利益の伸びです。

東海カーボンの黒鉛電極のシェアは?

さて東海カーボンの黒鉛電極は世界5位です。

http://www.cmicorporation.com/news/files/CMI_20181017-1-jp.pdf

昭和電工。東海カーボン・SECカーボン・日本カーボンの日本で結構シェアを占めてますね。

東海カーボンの決算は?

2/12に4Q決算発表されますが、2/8に発表された7位の日本カーボンが好決算で来期見通しが良いので

そこまで悪い決算にはならないと思います。

ただ問題は今後も伸びるのか?というところかもしれません。2.10現在PER4.1なので落ち込むのは織り込んでいるような気もしますが、どこまで落ちるのかがわからないのでこの株価水準になっているのかもしれませんね。日本カーボンの見通しと同様の売上がしばらく続くのなら水準訂正があるとかもしれません。

 

今年に入りは鉄の価格は下げ止まっています。

そうなると黒鉛電極の需要は続くのかもしれませんが、景気減速してら鉄の価格だけ上がるのは難しいのではとも思います。

今後の展開も注目ですね!

 

 

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