新興・中小型株分析

こころネット(6060) の決算の感想と葬儀・互助会について分析してみました

東北の冠婚葬祭企業こころネットの決算です。

利益は目標を達成したので上方修正になりそうです。
というより、なぜ今日出さないのか不思議です。(4Qは毎年弱いものの黒字はちゃんと確保しているので。)

特に好調なのが葬祭事業です。年9%UPというのは相当大きいです。企業向けの会員営業が功を奏しているみたいですね。

あと、結婚式場はインターネットを使ったプロモーション効果と書いてあります。今までしていなかったとは考えにくいのでより専門的な施策を打ったのかもしれません。

損益計算書です。
売り上げが微増でも売上原価と販管費が同じであれば利益も大きく伸びますね。

この中の営業外収益で「掛金解約手数料」というのが3000万円もありビックリしました。
掛金というのは互助会のことを示すと思うのですが積立して帰ってくるだけと考えてたのですがそうではないのですね。
ということは、思いティアの決算を見ていたらこの項目はありませんでした。
東北だからこそのビジネスなのかなぁ。うーーん。。。
思った維持用に儲かる商売になったていてビックリです。

今後、結婚も葬儀も派手というより小型になっていくような気がします。
今年、大きな結婚式場を閉店して小さな結婚式場をオープンさせるのは時代の流れなのかもしれません。

決算内容より解約手数料が思った以上に大きく
互助会って思った以上に儲かるから会員を集めているのだろうか。ということをぼんやりと考えるのでありました。

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