成長株分析

アメイズ(6076)のホテル展開と預貯金について短信・資料・有価証券報告書で分析しました

九州メインでビジネスホテルを展開するアメイズが決算を発表しました。

最近は出店ペースを抑えて安定成長路線になっていますね。

前期は1店のみの出店になっています。

さて来期は

■130名収容店舗の開発
■3店舗開店を予定しています

となります。

78店舗→81店舗

と3.8%増えることになりますが、それよりも売上の伸び率が高いということは

稼働率UPを考えているのですね。

 

 

ところで最後の一行に「今後の集中出店に備える」と書いてありますがちょっと気になることがありまして、

それは「本当に備えているのだろうか。」ということです。

 

キャッシュフローをみてみましたら

投資活動によるキャッシュフローで固定資産の取得で10億円支払いしています。

先述の通り 前期1店 今期3店 とあんまりお店をだしていなくてもホテル出店にはお金がかかります。

それでアメイズの貸借対照表をみてみましたら

現金が9.6億しかありません。今年30億利益ありますが現金は3億円ほどのプラスです。

 

これを他社の現金と比べると

グリーンズ 53億円

ABホテル 21億円

ととても少ないです。

これですと大量出店するときと

■借入金増で出店

■増資で出店

■土地・建物は地主に作ってもらい運営だけに注力して出店

■土地の価格が大暴落(←これはないですね)

のどれかだと思うのです。

 

少しネガティブな事も書きましたが、福証だからのバーゲン価格ではないかとも思っています。

これからの展開が楽しみですね!

 

 

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