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QDレーザ(6613)のレーザアイ事業(RETISSA Display II)を調べてみました。

QDレーザを調べてみました

QDレーザは富士通研究所のスピンオフベンチャーです。創業15年での上場となります。

QDレーザは小型可視レーザ、高出力レーザなど様々なレーザーデバイスを製造販売しています。

RETISSA Display II

しかし投資家の期待はレーザーアイ事業(RETISSA Display II)だと思われます。

資料によると角膜や水晶体に頼らず視覚体験が経験できます。
つまり目が見えなくなったとしても見えるようになる機械と言うことですね。

ちなみに、このディスプレイはアマゾンドットコムで298,000円で販売しております。

今まで40億円以上投資をしていましたが今後回収予定とのことです。

ただ今期では9ヶ月で175台しか売れていません。

1台300,000円として5000台年間で売れましたら売り上げは15億円です。推測ですが年間20,000台以上の販売を将来的には期待しているのではないかと思っております。しかし1台300,000円の商品が飛ぶように売れるのは結構大変な気もします。しかし、目で困っている人にとっては希望の星ですのでそれぐらいの金額は払うような気もします。

 

あと気になるところとしてどの工場で作るのだろうかと言うところになります。有価証券報告書に掲載されている設備の新設を見ますと投資予定は管理ソフトウェアに60,000,000円と書いてあります。

現在年間200台位のものが大量生産できるのだろうか、もしくはファブレスで作れるものなのだろうか。というのは気になるところです。

 

追記:会社としては大量製造に関しては計画しているみたいですね。◎◎報情報による。

 

また現在3/21の時価総額が500億を超えておりますがどこまで織り込まれているのかも気になるところです。

感想

明日は株価関係なく本当に眼で困っている人がたくさんいらっしゃるので
本当に見えるのであればものすごい社会的に応援したくなります。

ただもしいい効果があるとして、
普及を考えたら口コミや評判の後押しがないと踏み切れない方もたくさんいらっしゃいますので
ある程度までは少し時間がかかるのではないかと思います。

それを市場が持ってくれるのかとも思うのですがサイバーダインを見ていますと待ってくれるとも思います。(株価はわかりません)
これからの成長が楽しみですね。

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