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車載用半導体について考える。(ルネサスエレクトロニクス 6723)

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むかしの自動車はコンピューターが搭載されていないものだったのですが、今の自動車は最新コンピューターが多数搭載されてます。50年以上前の自動車技術からみたら 浦島太郎状態でまったく別ものになってるのしれません。そんな事でルネサスは車載用半導体を作ってまして決算が想定よりも落ちこみがひどくなかったということで

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ストップ高になりました。 マザーズ銘柄 ではなく時価総額1兆円以上ある企業なのでかなりビックリです

 

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ルネサスの強みは車載用半導体 になってます。さすが自動車大国日本ですね。

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小さな部品にも半導体がはいっています。screenshot_2016-11-05-09-46-38

今後は電気自動車や自動運転の伸びが凄いことになりそうなのでその分野を取ることができたら数年間の成長は約束されたようなものですね。

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さて、ルネサスの中期経営計画をみていたら
希望に満ちあふれていて実際車載用半導体というの
需要はこれからもあるとおもうのですが
どうしても気になることがありまして
それは

ルネサスは世界に勝てるのだろうか?

ということです。

二年前のデータなのですが
ルネサスは世界一位ではありません。
三位です。
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で、一位のNPXグループですが最近クアルコムに五兆円で買収されてます。
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クアルコム恐るべしです。
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五兆円といえば
ソフトバンクのARM買収よりも
高い金額です。
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その価値がクアルコムがあると思ったのは
もちろんシェアを伸ばせると踏んでいるはずです。
そうなった時にルネサスの技術で勝てるのだろうかと思います。

また、蛇足かとしれませんが
二位のSTマイクロの株価をみてみましたら

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ルネサスよりも大きく上がっています。そう考えると手放しでルネサスが勝てるとはいいづらいかと思います。

もちろん日本企業としてルネサスには勝ってほしいです。性能で他社の半導体を打ち負かしてほしいと思うのです。(^^) でも性能で他社に負けてしまう可能性も あるのかな。と書きながらおもうのでありました。

  

  

  
 
     

  

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