大型株分析

ジャパンディスプレイ(6740)の決算の感想と有機EL、そして今後倒産の可能性について短信・資料・有価証券報告書で分析しました

株価が4年で1/10を達成したジャパンディスプレイを調べてみました。

資料を読みますと、売上が大きく落ちていますが、新製品が下期からしっかり売れていくのではないか。と書いてあります。

他の分野が成長しているとも書いてあります。

 

とはいえ、ジャパンディスプレイの主力はどうみてもスマホですのでスマホがコケると痛いですね。

 

販管費も16.5%も落ちしていますが、これだけ売上が落ちればどうすることもできません。

1年前と比べて純資産が1600億円も減っているのはどうしても気になるところです。

ということで、資料を読んでいますと

■前期は良くなかったけど期づれ

■後期から「FULL ACTIVE」が寄与するよ。

と書いてありました。

 

ということで「FULL ACTIVE」の名前を度々見かけました。

1月のニュースによるとiPhone採用とのことです。

https://ipod.item-get.com/2018/01/2018iphonejdifull_active.php

これはこれで良かった!と思うのですが

どうしても今後心配なことがありまして、それはこの記事の続きに

「有機ELではなく液晶」と書いてあります。

これからの製造装置が有機ELに移行していく中、液晶のシェアがだんだん落ちていくのは簡単に想像できます。

ましては高価格帯のスマホiPhoneならなおさらです。

そう考えると後期に一時的に復活してもまた尻つぼみになってしまうのではないか。と思うのでした。

今後の展開も注目ですね。

 

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